損な性分だった母の息子は全く同じだった

 

 

眠れない、、

母宅ほどではないにしても

寝付けない

 

母がグループホームに入所してから

10日が過ぎた

 

先週は、

ひざ掛けを買って、

妻と二人で会ってきた

 

時間もなかったので

玄関での対面を頼んだが、

 

玄関に出てきた母は、

風呂上りだそうで、、

 

なんと、

髪をキレイに染めてあった

 

入所の際の

施設の方との雑談で

俺が、髪染めのことを

 

「いつまでも、気にしてて困る」

と、、

 

「大丈夫ですよ、お風呂場で、私が使ってるので、

チョチョイって染めてあげますよ、、」

 

早速、やってくれたのか

 

だが、その件については

母もほんの少し、3秒ほど喜んでいたが、

 

妻の顔を見ると、

「おい~、、いつ帰れるだえ~~

もう、川にでも飛び込みてえ~~

歩いて、帰ろうと思ったわ~~」

 

俺ではダメだから

 

妻なら、何とか

家に連れてってくれると思ったか

(母は、とても優しい嫁だと思ってるから)

 

だがな、おふくろ

おふくろに対する心はな

 

俺に比べれば

本当に、

冷てえぞ

 

家で何言ってるか、

知ってるか?

 

と、心で思ったが

 

まあ、妻にこの玄関では

優しい嫁 

演技させてやろう

 

まあ、実際、

あまり接していない分

接するときは

優しいのは事実だが

 

時間がないので、

そこは速攻でなだめ

 

母も、諦め

ひざ掛けを持って

ロビーに帰って行った

 

・・・

 

先週は

金曜日にも面会をした

 

施設からの

アレ持ってこい、コレ持ってこい

で、行ったついでだが

 

母の部屋まで行って

話した

 

母は、眼が細くなってるように感じた

眼に力がない

 

喋るには喋るが

眼がしっかりしていない

 

認知症が進んだように感じたが、

どうなんだろう

 

笑顔もない

 

いつものように、

笑わす冗談を言うが

反応が悪い

 

帰りたがるが

俺が頼むから

諦めたか

 

もう、家には帰れんだか?

と、不安があるのか

 

気力もなさそうで

 

ロビーに歩いていく

猫背の小さな後ろ姿が

不憫に思える

 

その背中を

 

夜、床に入ると

思い出すんだな

 

それで、悶々としている

 

母が風邪で寝込んだ時

2週間、泊まり込んだ

 

咳や痰が激しく、

このまま逝っちゃうか?

と、不安と期待をしたものだが、

夜中でも、

母はわりとトイレの失敗もせず

会話も陽気で、

微熱があっても

大笑いをしたり

 

俺が夜に居ることに

安心していた

(俺には地獄だったが、、)

 

それから、1か月も経たない

 

母は病み上がり

まだ、風邪薬

抗生物質を飲む状態で

入所した

 

近くで其処しか空いてねえし

 

年内、ショートで良かったかもしれないが、

 

そうも思うが、

 

なんか、間違った~??

慌てすぎた~~?

 

わからねえ、

どうすれば良かったんだか

俺にゃあ、

わからねえし、疲れてたし

誰にも頼れねえし

 

 

予想はしていたが、

なかなか、キツイ

 

母の中の様子が心配で

 

病的な心配性だった母の息子は

やはり、病的な心配性のようだ

 

多分、死ななきゃ治らねえ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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