嫌だ嫌だ、ほんとに嫌だ、、母の身仕度

 

 

明日から6月か

・・・衣替え?

 

母は独り暮らしだったし

衣料関係の仕事をしていたため

衣類は一応、普通にはあって

特に買ってまでということはあまりない

 

でも、認知症になってから

汚すようになった

 

家に居たって

コタツにあたりながら

椅子にふんぞり返って

ほんと

斜めに一直線だからな

 

思いっきり、だらけて

そのままものを食べようとするから

どうしてもこぼす

 

畳の上にうすいこたつ敷を敷いてあるが、

その上に、

何度、お茶や味噌汁を

ぶちまけたか

 

ほんと、頭にくる

 

頭に来て、怒りつけて

言わなくてもいい事言って、

 

あとで、自分を責める

ブーメランは、何度やっても

もう無理

学習できない

また、同じだから

学習もあきらめた

また、そのうち、同じことになる

ず~と、見てるわけにはいかねえから

 

だから、衣類は

知らないうちに付いたシミは

もう取れないものが多いし

 

最近は俺も主婦並みに

洗濯の仕方も少しわかってきた(つもり)

 

だが、最近は

母は一人で仕度すると

変な着方をすることが多い、

セーターの上に下着を着て

その上にカーディガンを着たのが

一昨日のデイサービスだった、

もちろん着替えさせたが

 

娘のいる人は

きっと、娘が世話をやいて

着させてくれるんだろう

気が利いていいんだろう

 

だが、俺は

どうしてもワンパターンになる

面倒だし、

時間もかかるし、

第一、仕度をさせることが

嫌いだ

 

衣類を選んでいるときが

一番苦痛だといってもいい

 

しかし、やらなければ

デイサービスショートステイに出すのにも、

あまり恥ずかしい恰好をさせられない

(何が良くて何が恥ずかしいか良くわからないが)

 

だから、俺は長い「突っ張り棒」を買ってきて

ハンガーを仕立てた

そして、嫌な時間をなるべく短く

効率よくやろうと、頑張っているが

 

でも、きっと

みすぼらしく見えることもあるんだろうな

 

デイサービスのお迎えが来て

玄関まで母が来たところで

何故か、

ズボンが下まで落ちた

 

ゴムが緩かったのが、

気が付かなかったなんて

なんという手抜きだ

 

職員さんにウケて

それは違う意味で良かったが、、

 

よくありがちな

靴下が左右違うなどは

ほんと、よくある

 

髪はボウボウだったり

あと、総入れ歯で、

俺が言わないと

入れ歯の掃除と

口をゆすぐのを忘れ

口臭がしたり、

 

しなくてもいいのに

顔にべっとり塗ってあって

衣類までよごれたり

 

とにかく毎日の仕度が

とても面倒で嫌だ

 

紙パンツ、パット

から、ズボン下、肌着

身体が思うようじゃねえから

時間が掛かるし

 

ほんと嫌だ

 

明後日から、ほんと嫌だ、

の日がくるのか

またくるのか

 

 

 

 

 

にほんブログ村 介護ブログ 親の介護へ
にほんブログ村

よく寝た

 

 

昨日、忘れた杖を届けに行ったとき

男の職員さんが居て、

対応してくれたが、

お礼を言って、帰ろうとすると

また、別の男の職員さんが来た、

そういえば前にも話をした人だった

 

 

挨拶をして、帰ったが、

年齢は俺くらいか?

多分、それか

俺より下だ

 

それでも、高年齢の男の職員さんが

結構いるんだな

 

そういえば、介護が大変になったころから

自分の姿をあまり鏡で見なくなったから

何となく自分は若く?

身なりもきちんとしてる

と、勘違いしてるが

・・・

もう63になる

 

その職員さん達より

俺は老けて見えるだろう

 

しかも、職員さん達は

働いている姿だから

活き活きして見えるし

 

俺もどうだろう

介護の職員なんて

いや、、大変だな

 

手を抜けば簡単か?

だが、ものを扱う仕事と違って

相手は生身の人、、

手は抜けないだろう

失敗は大変なリスクになりそう

大変な仕事だな

 

以前、このあたりの施設でも

入所者に対する暴力などの

事件もあったな

 

俺は母に対して

ぞんざいな扱いをしてしまうときの気持ち

・・・

それは実母だからということも

あると思うが・・

 

俺が施設の職員になったら

どんなだったか?

 

今まで、思いもしなかったこと

想像もしなかったことだが、

 

 

5月も今日で終わり

え?

自動車税、払ってねえぞ

忘れてた

コンビニで良かったっけ?

 

 

 

にほんブログ村 介護ブログ 親の介護へ
にほんブログ村

10時間寝ます

 

 

母をショートに送り

顔を合わせた職員さんらには

最後であることのお礼を伝え、

 

気まずさも解消して

温泉に行った

 

親孝行で、

夕方送りの朝迎え

今回の休暇は短いな

 

温泉では露天風呂で、寝てしまった

コックリして、顔がお湯に浸かって

起きるので、安心して眠れない

 

人の話がだんだん

遠くになってくると、

コックリして起きる

・・の繰り返し

 

なんだか、あまり休める気がしなかった

 

サウナを一回だけにして、

脱衣場で扇風機にあたる

 

扇風機の風は

しあわせだ

 

汗をとばす

 

帰宅して、ビールが美味い

 

幸せかと思うと

残念・・・

そうでもなく

気がかり、がある

 

母を無事送ったが、

実は杖を俺の家に忘れてた

 

温泉に行く前に

杖を届けた

 

ショートのフロアに行くと

利用者はみんなで夕食を食べていた

 

・・・

母の姿はなかった

 

予想はしていたけどね

 

母はポーカーフェイスでいるが、

気持ちは針の筵、、

疎外感、被害妄想、から馴染めず

(素人の俺が決めつけられないが)

最近、ショートで食事を拒否することが多いという

皆と食べたくないらしい

 

で、職員さんがベッドに置いていくと

いつの間にか、食べているらしい

 

きっと、今日もそれだったんだろう

夕方入所して、

すぐに夕食だったが、

 

ベッドルームから皆の居るフロアには

出たくなかったんだろう

・・・と思う

 

どこに行っても

何かあって、結局

一つが三つ、七つ、、、

目に見えるようだ

 

まあ、結局

俺も今しか見えない

あまり先の事を考えて決めたりできない

今、ダメなら

替える、、しか

 

それにしても、眠いわ

 

しっかり寝るぞ

 

 

 

にほんブログ村 介護ブログ 親の介護へ
にほんブログ村

真夏のようだが、母は満身創痍のようだ

 

 

母宅は築63年、、

俺が生まれる年に建て、

そこで俺が生まれた

 

その後、改築を繰り返したが、

ほとんどは63年前、

基礎も63年前

 

隣は築50年くらいの廃屋

で、その廃屋の横にある鉄骨の倉庫の

解体が始まった

 

昨日はデイサービスだったので、

良かったのだが

今日は、9時頃から工事が始まった

 

以前、近所の解体工事で

母は、揺れる家に

恐怖を覚え、

極度の心配性のため

血圧が上がり、保護者?の俺は

エライめにあった

 

仕事の途中、仕事を手仕舞い

病院に連れて行ったり

 

いろいろ大変だった

 

今日は俺の優しさ?で

ショートの入所を夕方にしたのが災いして、

朝方、重機のでかい音や家の揺れで

母は精神不安定になった

 

・・・ちょうど良い機会で、

もう一度、あまりよくならない痔のことで

病院に行き、

ひと息ついて

整形外科にも行った

 

整形外科ではレントゲンを撮り

骨密度を測った

骨密度は点滴をおろぬいている割には

ほとんど変化なく

(むしろ少し好転)

圧迫骨折もいまのところ大丈夫とのことだった

なんかスッキリしなかったが、

 

結局、痔だって

前と同じ薬を処方してくれただけ、、

整形でも

リハビリでウォーターベッドをやっただけ

 

なんの解決にもなっていないようで、

 

本人も痔は薬をつけてやっても

相変わらず、激痛ではないが、、

痛いらしいし

 

少し治まっていた

アソコのヒリヒリも、

また再発したし、

 

「なんでこんな身体になっちゃった?」

と言って、

トイレから出てきて

泣くし

 

家は揺れるし、、うるせえし、、

 

ということで、

今日は病院から直行で

自宅に連れて来た

 

妻が昼食をつくって待っていてくれたが

多めの昼食を

ペロッと食べ、

ケツは痛いらしいが、

アソコもヒリヒリらしいが、

とても元気が出た

 

一休みして

 

夕方、今行っている施設、最後の入所になる

母の被害妄想をみると、何処に行っても同じかもしれないことは

重々承知なんだが、、今は仕方ない

 

今日もちょっと、気まずいんだが

 

 

 

にほんブログ村 介護ブログ 親の介護へ
にほんブログ村

「姑が私に〇ん〇、、投げつけたんだよ!、、」「え~うそ~」

 

 

友人の女房が電話をして来た

 

それほど近しい友人ではないが、

年に1度くらい会う

 

子供の居ない夫婦で、

喧嘩が絶えない、

それでいて、別れない

別れそうな時は確かにあったが・・・

 

あるとき、その女房が

泣きながら俺の所に来た

15年ほど前か?

 

「もう、絶対に許せない

別れると思う!!」

と、興奮して俺に言った

顔には

 

青タンがあった、、

 

さすがに俺も心配して

旦那に小言を言ったが、、、

とにかく、お騒がせな、、感じ

愛すべき人たちではあるが、、

 

で、電話の用件は

少し前、俺が彼らの家に寄った時

留守だったその女房へ持って行ったみやげの御礼だ

 

機関銃のように止まらない

そして、俺の近況を訊くから

少し話すと、

向こうは介護の先輩なんだな

 

旦那の親が二人とも大変で、

介護を受けてるのは知っていたが、

同居ではなく、兄弟も4人くらいいるから

おしゃべり女房は旦那の親二人の介護など

してねえだろうと

思っていたが

 

していたのだそうだ・・

しっかり、やっていたそうだ・・

信じられないが

 

姑をお風呂にも入れていたそうだ

もとより

仲の悪い嫁と姑

彼女を見てると、想像がつくし

何より、自分で言っていた

遠慮なく悪口を

旦那の前でも言っていた

 

それが、姑を風呂に入れたら

風呂の中で、

シタのだそうだ

アレを!

 

で、友ダチの女房が大騒ぎをしたらね

ここで

 題名、、、なんだと

 

他にも武勇伝が多数、

次から次へ、、、

 

介護の先輩はその後も

電話で、約40分捲し立てた

 

結局、、みやげの話しは最初の2分

 

あとは全部

青タン先輩の武勇伝だった

 

俺は今、痩せているが

 

青タン先輩は、

介護してるときも、今も

ものすごく太っている

 

ぽちゃぽちゃだ

 

 

 

 

 

にほんブログ村 介護ブログ 親の介護へ
にほんブログ村

「食べ物を無駄にしてはいけないよ、、」と母から小さい頃に言われた

 

 

朝、7時ころ母が起床した

と言っても、それまでに

何回も起きているので、、

その前は確か5時半ころだったか?

 

母は俺の横のコタツに来て

この陽気だというのに

コタツで足を温める

 

昨年は真夏の昼間にそれをやって、

エアコンが効かずに困ったな

 

足が冷えるということで、

今夜もさっき湯たんぽを入れてやったほどだ

 

朝、7時頃、母がコタツに座ると

俺は安心して

熟睡に入ってしまった

 

昨日から母との交流?(笑)

がうまくいかず

今朝は昨日のことを覚えていたのか

認知症のわりには)

俺の足にちょっかいを出さないものだから

余計に熟睡してしまった

 

貴重な熟睡だった

 

俺が熟睡している間に

2時間ほどの間に、母は何をしていたのか?

わかったことは

 

茶ダンスの上に置いてあった

ミニチキンラーメンの封を切って

中身をお盆の上に出し

そのお盆の上には電気ポットが置いてあるのだが、

電気ポットからお湯を出したらしい、

お盆は4センチくらいの深さがあり

お湯はお盆の上に2センチくらい溜まり

チキンラーメンの中身はその上を

漂っていた

 

チキンラーメンの器には

濡れたティッシュを山盛りに入れ

チキンラーメンと同じように、

お盆の中にあった

重いのでさすがに浮いてはいなかった

 

これは何を意味するのか?

・・・

不思議な光景だった

 

一応、俺は母に

「これは、、何??」

と、訊いたのだが、

母は、不思議な目で

ジーっとお盆の中を見ながら

・・・

「お前がやった?」

 

いや、、

俺は寝てたんだが・・・

 

まあいい

 

別に、嫌な片付けじゃないし、

こういうことは

むしろ、嬉しい事だと思うことにしよう

面白いことだと思えばいい

 

 

午前中も早く自宅に帰りたかったが

(妻に気を遣って・・・)

起きたのが遅かったのと、

昨夜、ズボン下とパジャマを濡らしたのを

洗濯したり、

結局、自宅にはお昼になってしまった

 

さっき、また母の

神々しいヒップの 「hole」 に

薬を塗ってやり

トイレを済ませ、

この陽気なのに

温かい湯たんぽの入った布団で

今、

母は鼾をかいて寝ている

 

明日はデイサービス

 

 

 

 

にほんブログ村 介護ブログ 親の介護へ
にほんブログ村

俺に妹がいたか?

 

 

午前3時半ころ

トイレに起きた母

いつもベッドで起き上がろうと

「ウッ、、、ウッ、、、」と唸っている

それで眼がさめる

さっきは、、0時頃だったか

だから、わりと長かったな

 

俺もその間、

珍しく3時間は眠れたということか?

 

でも、その間、

1回、忘れているのかもしれない

 

母は

「トイレはどっち?」

寝ボケてるから

自宅のトイレも分からなくなってる

 

やっぱ、夜1人は無理だな

 

しゃがむ動作の途中で

チョロチョロ

音がした

 

0時のときもそうだった

 

「ちゃんとしゃがんでからしろよ!」

・・・

今言ってもおそいか・・・と思った

 

トイレから出てきて、、

「ここが冷たい、、

背中の・・・」

やっぱな、、、やったか

 

下を全部脱がせて

穿き替えさせた

 

布団に入り

俺を見て

「にいちゃん、大変だなあ、、

、、、

世話のかかる妹だな、、

・・・

え?

あれ?

ねえちゃんだったっけ? 私は?」

 

だと、、

 

言わせておいた

また、少しずつ進んできているんだな

 

昨日、迎えに行った朝

職員さんから

施設内での状況を訊いたが、

この2カ月で、かなり進んだように見えるらしい

 

もうひと眠りする

 

 

 

にほんブログ村 介護ブログ 親の介護へ
にほんブログ村

つらい1日だったよ

 

この10年で3人の親を介護して

見送ってきた、妻の友人夫婦

 

もちろんベタベタした

関係ではなかったが、

 

一昨日の夜

旦那から電話で

奥さんが亡くなったと・・・

 

介護のことは

施設のこととか

認知症のこととか

訊けば、しっかり教えてくれた

本までくれたし、、世話になった

 

ガンだったようだが、

先月も2度ほど会っている、、

まだ60代半ばを過ぎたくらいだろうか

はかないものだ

 

親の認知症介護を嫌というほどして、

見送って、、

これからまだ、10年くらいは

健康寿命で楽しく生きられるはずなのに

かわいそうだ

 

早速、昨日会いに行ったが

旦那はみてられねえな

わかっていたとはいえ、

現実にいなくなると、

 

それに、俺の妻の気落ちも

かなりのもんで

「なんで?まだ、若いのに」

「なんで?散々介護して、終わって、

これからなのに!」

「まだ、若いのに~」

と、何度も何度も

 

気持ちはよくわかる

その癌があまり良くないものだと

知っていても

あれがいいんじゃないか

これはどうか?とか

一生懸命、看病していたのは知っているし

妻も辛かっただろう

 

俺だって、そうだ

旦那に泣かれたときは

俺もあぶなかったし

とても残念だ

 

これから良い友達夫婦で

介護が終わったら

老後を楽しく、共有できたかもしれない

 

妻は

「こんなに若いのに、なんで~?」

を、連発した昨日だった

「まだ若いのに~

どうして?

まだ、若いのに~~」

 

俺は、それを訊くたび

 

・・・

 

母の顔を思い浮かべたよ

 

 

 

にほんブログ村 介護ブログ 親の介護へ
にほんブログ村

穴にまつわる話のハズだったが・・

 

 

また、やらかした

認知症の母と

正面切って、言い合いをする

・・意味あんのか

 

そのとき

少しでも冷静になれれば、

丸く治まったかもしれないのに

というか治まるに決まってる

 

朝、6時頃、俺は熟睡してる

4時頃までは、ほとんどウトウト状態

それ以降、外が白々してくると

眠れる

 

その時間になると母は起きてきて

トイレから俺の寝ている布団の横のコタツに座り

暇だから、

俺の足の裏をくすぐったり

「朝だよ~、、」

「起きろよ~、、」

 

またしばらくすると、それを繰り返す

 

あんたのオシッコの都合で、

今にならなきゃ眠れねえんだよ!

 

とは言わず

「もう少し、寝かせてくれ、、」

 

デイにしろショートにしろ

9時過ぎに出掛けるので、

7時半から8時までは眠れる

 

昨日も7時半に起きて、

すぐに仕度をして、

 

母は、何故かすこし「ハイ」になっていて

出掛ける仕度が出来ていた

でも、必ずもう一度、俺が見ないと、

ズボン下を5枚も穿いていたり、

肌着6枚でデイサービスに出してしまったこともある

 

で、紙パンツから穿きなおし、

案の定、していなかったパットをつけて

あわてて

かかりつけ医に直行した

 

とりあえず、ショートに入所前に、

肛門を診てもらい、薬をもらおうと

診察時間前に駆けつけたが、

すでに混んでいた

特定検診が始まった時期なので、

混みあっていたんだな

 

先生の触診のとき

しっかり見た

 

手慣れたもんだ、、

俺もしなきゃならんな

 

?の薬を処方してもらい

薬局へ

 

「軟膏ですので・・・」

ホッとした

・・・塗るくらいなら

 

だが、ものを見たら

なんだよ、

浣腸と同じように、

ちょっと中にも入れるようになってるわ

 

「やったことあります?」

「ないです」

 

外に出たから、このまま、ショートに行けば

勢いでショートまで行ってしまえば、

何もなくて

良かったが、

 

ショートに行く前に、家によって

薬を一回、入れて行った方がいいな、、

俺もやっておいた方がいいな

 

母宅に戻り、

母はトイレを済ませ、

全部降ろして、

 

「どうぞっ」

とは、言わないが

 

仕方なく、薬を入れた

 

無事、簡単に出来た

 

これからは、座薬浣腸もなんとかなるな

 

母はズボンを上げ、

座った

 

そして、ウトウトし始めた

 

朝一で慌ただしく、病院へ行って

疲れたのだろう

・・・

「向こうへ行って寝るなら、

ここで寝てたっていいらに??」

・・・

 

泊まりに行かなくても、

別に、自分の家で寝りゃあいい

どうして、ショートに行って泊まらなきゃいけない?

お前は夜家に帰りたけりゃ、帰ればいい

わたしゃ、一人で大丈夫

・・・

あんな意地悪なババアたちの居る

ショートなんか、行きたくねえ

わたしゃ、

行きたくねえわえ!

 

 

になって、しまった

 

ただでさえ、30分遅れてしまっている

 

その後、また一から

ショートに行ってもらわないと困る理由を

懇々と冷静に説明して、わかってもらわないと

いけないのか?

 

そんな、できた人間じゃねえし

 

時間はねえし

 

・・・

まあ、言わなくてもいいことまで

言ってしまうわな

 

泣いてしまうわな

あんだけプライドも何も

傷つけられること言われりゃあ

 

号泣だよ

うるせえよ

 

おまけに、トイレまで行って

号泣だよ

 

右隣は廃屋だが、、

左は、普通の民家で昼間でも

3人居るだよ

トイレは、左隣に面してるだよ

 

あ~~

またやっちゃったわ

 

時間がない

 

しかし、母は泣き止むと

「行く」

と言って、

玄関まで行った

 

施設まで

俺は、それでも

嫌味しか言わなかった

 

そういう人間ですよ

 

施設について、

遅れたことを詫び

今朝の状態を話したが

(決して俺が悪くないように)

 

母がすぐにトイレに行った隙に

職員さんが

「前回、同室者のパジャマを持ち出そうとして、

自分のパジャマと言い張って・・・

名前を見せて、説明して・・・」

とか、聞いて

俺もガックリ来て

 

どうも、認知症の具合が、

家にいるときには考えられないようなことが

起きてるようで、、

ショートも、なんか無理なのか?

グループホームとか、考えた方が良いのか?

 

トイレから帰ってきた母は

入所の受付の椅子に座って

出されたお茶を飲んでいるが、、

 

え?

・・・泣いている

 

切なそうな、、

顔をクシャクシャにして、嗚咽してる

 

俺は、声を掛け

「あまり帰りたかったら、

俺はどうなってもいいから、

職員さんに言って

俺に電話しろ!

俺はどうなってもいいから!

 

と、何やら

電話をかけ難くするような言い方をして

職員さんにも

「あまり帰りたがったら、電話ください」

と言い残し

母を振り返らず

施設を後にした

 

で、今日も母の傍にいない

らくな状況で過ごしてるんだが

 

なんかね

言葉にならんよ

 

かえって、早く

お迎えの土曜日になって

母宅に連れ帰ってやりたくなっちゃったよ

そんな気分になっちゃったよ

 

俺はどうなってもいいから!

 

 

 

にほんブログ村 介護ブログ 親の介護へ
にほんブログ村

婆あがため息をついている

 

 

明日からお泊まりだから

いつものこと

ため息くらい、どうってことはない

 

しかし、認知症

いろいろなことで、弊害がでてくる

 

母は便秘だと言って、

トイレに行く度、唸ってイキんでいる

本当は、そんなに便秘をしてるわけではなく

出ない出ないで

病院で浣腸してもらうと

「あまり溜まっていないですよ」

と言われることが・・・

2度続いた

 

「多分出てるんですけど、

忘れちゃっていると思います」

 

その通りみたいだな

 

先週、ショートステイ中に

お尻が痛いと訴えたようで

帰って来ても、俺に訴えた

 

だろう

脱肛かな

 

また医者か?

めんどくせえ

 

昨日、薬局で軟膏を買ってきた

「自分でつけろ!」

・・・

「なんか、気持ち悪いわ、、

つけたくねえな、」

 

せっかく買ってきたのに、

じゃあ、俺がつけてやるか?

 

見たくない

俺は見たくない

 

母の

 (こんな?)

など、

絶対に見たくない

 

だが、見るべきか?

普通、親を介護してる子供は

(子供??60過ぎでも?)

こういうとき、普通に見るのか?

・・・

当然、見るんだろうな

他に、見てくれる人、いねえんだから

 

それが、介護だよな

 

今日、デイサービスから帰って来たとき

職員さんが

「今日、実は

お尻が痛いって言いまして、、

うちの看護師が見たところ・・・

1~2センチ弱、出ていたので、

押しこんだら、痛みは治まっているようです」

、と・・・

 

そうか、

やっぱり出ていたか

予想通りだ

 

恐れていた通りだ

 

明日の朝までに

何回トイレに行くんだ?

6.7回は行くぞ

 

えらく痛がったら

どうすりゃいい?

 

押し込むのか??

この俺が、、

それしかねえか?

 

明日、朝一で

病院に行くのは決まりだ

 

ショートに行ってもらわんと

俺がもたねえから

何とか、したい

 

病院に行くまでの

一晩

 

勝負の夜か

 

 を見るか、、、

見ないで済むか、、

 

また、眠れねえのか

 

全て認知症のせいだ

 

 

 

 

 

にほんブログ村 介護ブログ 親の介護へ
にほんブログ村