還暦を過ぎ、、
1日1日と日が過ぎる
そのスピードの速さは
例えようがない
すぐ終わりが来てしまうような
・・・そう思った時
母がいなくなるのは
何時なのか?
と、思った
物忘れ、、
また、母の薬が足りなくて
一昨日、病院に行き、
貴重な時間を費やし、
薬を調達した
それを昨日の朝
ショートの施設に届けたのだが、
送って行った時、
あの、馴染みの爺さんもいて
笑顔だった母だから
割と安心していた
薬をいつものように
受付でお願いして、
面会はせずに帰るつもりだった
だが、職員さんが、
今日、母から再三
息子さんに電話をしてくれと
頼まれているが、
なんとか、説得している最中だと・・
もし、それでもと
母が要望したら、
電話をしても良いか?
と、言われた
「もちろん、構いません、
それで、母が落ち着くなら、、」
「でも、今、会って直接話した方が良いなら、
そうしますが?」
「助かります、そうしてもらえますか?」
ということで、母に会ったのだが、
母は、他の多くの利用者さんと同じように
椅子に座り、
目の焦点は合わず・・
無表情で、
家に居るときのような
覇気もなく
職員さんに促されても
自分で起とうともせず
俺の顔を見て
やっと、表情が変わった
母のベッドの部屋に行って
30分ほど話をした
かなり、不安定で
俺の説得や冗談に
笑顔より先に
(´;ω;`)、、こんなふうに
泣き、、
笑う前に
泣き、、
「良かったよう、、
来てくれて、、
どうなるかと思ったわ~」
と言って、泣き
それでも、
連れて帰るわけにもいかず、
なんとか、
30分かけて
納得してもらったが、
どうして、自分が
ここに居なきゃならないか、、
自分で大概のことは
出来ると思ってるし
散歩しても
家に帰れなくなる、、なんて
思ってないし
何故、自分の家に居られないのか?
半分は納得してないようだ、、
無理もないけど
そういえば、
馴染みの爺さんの姿が
やっぱり、なかった
これじゃ、困っちゃうね
爺さん頼りじゃな
とにかく、
そこで母の不安も一旦治まったが、
土曜日夕方まで
俺も心が重い・・
明日は母宅の掃除をして、、
買い物をして、
ショートの愚痴を訊いて、
寝かせて、
トイレのたびに起きて
トイレまで連れてって
・・・
夜中じゅう、ウトウトで
朝方、やっと少しだけ熟睡して、
日中、ボーっとしてる
そんな、日々がくるのだが、
それでも、負けず
母に尽くし、
妻に嫌味を言われ、
ブログにホラを書き、
残り火もなく
決して目立たず
知らぬ間に
居なくなる
そんな、人間に
私は、なりた・・・くない
却下
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