母帰る、男ができた


 

 

コタツに座ったまま

上向いて

でっけえ口あけて

鼾かいてるわ

すげえ顔

写真に撮りたくなるわな

 

とりあえず、動画撮ってやった

後で、見せてやる

 

それにしても、

ショートに行って来る度、

呆けてくるような気がする

 

前回は他の利用者さん達と馴染めず

70代に見える爺さんとしか話せなかったようだが、

 

今回、帰りの車の中で、

「ここの婆さん達はだめだわ

全然話も出来ねえ、、、

前に話した男の人とずっと話ししてたわ」

 

お便りにも、そう書いてあった

それはいいけどね、

俺は、行ってさえくれればね

泊まりに行ってさえくれれば

 

いや、違う!

嫌な気持ちでいて欲しくない

その男でも、女でもいいけど

なんとなく、友達が出来ないようだ、

 

今までのデイやショートの3施設では

面白いように友達が出来ていたのに

今回の施設では

食事も満足で、職員さんも良くて、

施設もきれいで、恐怖感もないようだが、、、

 

でも、本人も泣かないし、

「次は何処行く?」と訊くので

「今日のところだよ」

「あ~良かったぁ」

と言うくらいだから、

そんなに辛い思いで居るんじゃないと思うが、

ただね、、

母が良かったという話題は

先週も今回もひとりの男だけだからな、

 

迎えに行ったとき、

「世話になった人がいるから、

一言、御礼を言わなきゃ」

と、先週も言っていた

 

で、母が言う方を見ると

比較的若く、しっかりした男の利用者さんが

こちらに手を振っていた

母は気が付かなかったようだが、、

 

帰りの車の中でも

家に帰って来ても

今回の土産話は

その男が、こうしてくれたとか

ああしてくれた、とかばかり

 

来週も行ってくれそうだから

それでいいんだが

 

できれば、普通に

馴染みの利用者同士で仲良くなって

長続きして欲しい

 

馴染みの利用者同士には違いないが

 

なんとなくね

・・・

 

相当、疲れた様子で

9時前に、

すっかり寝てしまった

 

死んでるみたいに

(゜o゜)

ご苦労さんだったな

 

 

 

 

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母帰る、男ができた」への4件のフィードバック

  1. 毎日365日の母の介護の疲れで心が満タンになってしまい、自暴自棄に陥りそうな、いや陥ってしまったのですが、偶然にこちらのブログにたどりつき、真夜中ひとりで大笑い。泣き笑い。おかげさまで、さらに深みにはまらずにすみました(笑)。
    もともと笑っておもしろく流せる私なのですが、このところ自分の歯茎の腫れからくる発熱、体がどんどん不自由になっていく母のディサービスの準備の身支度、食事の時のむせこみ。疲れと母を責める気持ちとそれに伴う自責の念が超ピークに達して、噴火してしまいそうでした!。噴火を押しとどめ、絶望感から解放されたような気持ちでしたよ。心から感謝です。
    90歳を迎え、身体が不自由でも認知のない母です。味のあるドラマのような日常です。時にはサスペンス、そしてスリラー。私の母の介護も悲壮感を笑いに変えながら、どうにかここまでやってきました。あまり深刻にならないで頑張っていくつもりです。では、夜遅くにお邪魔しました。どうか体に気を付けてくださいね。おやすみなさい。

    • ポコポコ様、コメントありがとうございます。
      大変な介護、ご苦労様です。
      ご自身も体調を崩されているご様子で、大変ですね。
      デイサービスなどの準備、身支度、、私も送り出した後は、
      絶対にコーヒーで一服しないと治まりませんし、
      しばらくは動くのも嫌です。(笑)
      送り出せば、何時間か楽になるのですが、送るまでのことは簡単ではないですよね。
      まずは自分の体調を崩さないように(言葉では簡単ですが)いつ終わるかわからない介護を
      今、頑張るしかないですね。
      それでも、コメントいただいて、同じく介護で頑張っている同志に出会えたことに感謝です。
      今後とも、よろしくお願いいたします。

  2. 初めまして。認知症・要介護2・独居の母親の通い介護をして8年です。
    こちらのブログ、欠かさず読ませていただいております。
    心の中にだんだん重石が・・とか、新弟子検査・・とか、またやってしまった・・とか、時給くれや・・とか、もう、もう、共感しまくりです!!
    友人には言えない、言ってもわかってもらえない、そんなため込んだ思いを、共感することで消化できるような場所になってます、私にとって(^^ゞ

    ところでこのたび母もショートステイデビューとなりました。
    正直嬉しいと思いました。自由ができる!と思いました。
    でも気が付けば、しょっちゅう母のことを考えているんです。
    初めてのショートでなじめるかな・・・食事はおいしいかな・・・ちゃんと眠れてるかな・・・テレビないけど大丈夫かな・・・といちいち考えてしまっている自分がいます。
    心の中に母の姿がトゲのように刺さって、自由な時間があってもなんだか楽しくない・・・
    私の生活も、嬉しいも、悲しいも、辛いも、楽も、全部、認知症の母のことになっちゃってるみたいですね。全く泣けてきますね。
    rebiさんの言葉がぽろぽろと心にしみます。
    すてきなブログを有難うございます。

    • ちびくま様、コメントありがとうございます。
      びっくりです。
      ほとんど、同じなんですね、、
      ショートステイもデビューして、、
      仰る通り、私も楽にはなったのですが、いつも考えるのは母のことばかり、、
      母のことを考えると、1泊1泊がとてもながく感じるんです。
      で、自分としては、「もう、帰ってくるのか・・」などと思ったりして、、
      矛盾しているんですが、二つの感じ方があるんです。
      ショートに馴染んで、早く行きたがってくれると、嬉しいんですが・・・
      まだ、駄目みたいです(悲)
      ちびくまさんもきっと私と同じような心配が絶えないんでしょうね(笑)
      共感できる仲間が出来て嬉しいです。
      コメントありがとうございました。
      今後とも、よろしくお願いいたします。

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