やっぱヒヤヒヤだわ

 

 

面会の際、

母はフロアのソファーで

居眠りをしていた

 

だが、

気配を感じたのか?

おこされもしないのに

眼を開け

こちらを見た

 

俺だと認識するのに

2,3秒

 

こっちへ来い!

と、言うように

 

いつものように

手を上げる

 

そして、俺が近づくと、

最近は

周りを気にすることもなく

泣顔になり、

 

「このまま、連れて帰ってくれるだかえ~?」

と、

いちばん言われたくない

言葉が出てくる

 

前回、妻を連れて来た時も

俺の聴こえないときでも

妻に何度もそう言っていたらしい

 

妻は、、

「聴こえないフリをしていた」

と、言っていた

・・・

・・・

だ、そうだ

 

いや、決して

妻が冷たいと思っているわけじゃないが、

 

何となく、

哀しい・・・

 

俺も妻も

あてにはならない

 

そう感じた時に

母は哀しいんじゃ、ないだろか

 

まあ、どうにもならん、

と自分に言い聞かせ

それでも親孝行息子の端っこには引っ掛かってるんだと

言い聞かせて

 

それにしても、

母は不穏だったな

 

俺の苦労の末の冗談で

母は2,3度笑ったが

・・

2,3度

「川に飛び込みてえわ」

と、言った

 

暗い気持ちで

施設を後にした

 

母はいつもフロアの窓辺に座っている

そこからは

100mくらい先まで

何もなく

 

見える建物の横に

10台くらいの駐車場が見える

 

母は、

その建物で俺が働いている

と思っている

 

何度否定しても

そう思っている

 

最近、母は

外に出たらしい

 

職員さんの見てないときに

玄関を出て、

施設内だが、

施設のゲートまで歩いて行ったらしい

 

でも、自分で戻ってきたようだ

 

俺が働いている

と思ってる建物に

行こうと思ったんじゃないか

と、職員さんも言っていた

 

 

 

やっぱり

ヒヤヒヤだ

 

 

 

 

にほんブログ村 介護ブログ 親の介護へ
にほんブログ村

ヒヤヒヤだわ

 

 

10月から

母を外出で

病院に連れて行っている

 

母の状態では

どの病院でも良いというわけにはいかない

なんつっても

トイレがこわい

 

何時間も待つわけにはいかないし、

トイレは近いし、

時には失敗もしてるし、

 

人手が足りなくて、

なるべく家族で対応してもらいたい・・・

 

俺が連れていくことにした

 

まあ、こういう外出

帰宅願望の強い(施設が苦痛?)母には

どうなのか、と思うが

単純にいいことだろうと思って

 

もう、母を見てると

今、うれしいか?、悲しいか?、、しか

ねえじゃん

・・・かなしい事だが

 

外出して俺の横で

車に乗ったり、

病院の待ち合いで、

よその小さい子供をみて、、

「かわいいねえ・」

などと、言ったり

 

先生に看てもらって

洗浄や薬塗ってもらうとき

「いたた・・・痛い!」

とか、、、

 

戻って待ち合いで、、

「さっき、痛かったか?」

 

「え~?

なんか痛てえこと、

されたか?」

 

痛かったことさえ、

さっきのことは忘れるから

 

外出で外の空気に触れてる時は

それはそれで、

施設で悶々と不満でいるよりは

いいんじゃねえか?

 

皮膚科は母宅の近くだが、、

 

たまに道中、

不思議そうな顔は見せるが

今のところ、

殆ど消えた記憶になっているようだ

 

施設から病院に着くまで

25分の間、、

「トイレにいきてえなあ」

に怯えるが

たいがいは、あと2,3分で病院に着く

といったところなので、

今のところ失敗もなく、

 

だがね、

新しい病院だから

トイレもキレイで大きいし、

高齢者にも使い易く

俺が一緒に入って

終わるまで見ていられるし、、

・・・

 

見ていたくなんか、ねえだよ

だけど、

たまに、大のことだってあるしね

小のときも、

いかにも大のときのように

唸るし・・

 

たまったもんじゃねえよ

 

で、見てなきゃ

心配で、、

 

冬は特に

厚着だから、

自分じゃ

ちゃんと出来ねえし

 

ぼーとして、

何にもできねえくせに、

 

 

「私はねえ、、

東京に行ってね、

働こうと思ってる、、

それにはね、お父さんに

電車賃をもらわないとね、

なあんにも、、お金がないだもの・・・」

 

と言って、

俺を見るんだな

 

どこが、どうつながって、、

どんな記憶になってるのか・・

 

「私が働きゃあ、、、

おめさんにだって、

少しはお金やれるし、、、」

・・・

 

気持ちは

泣けるほど

うれしい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村 介護ブログ 親の介護へ
にほんブログ村