母の潜在能力は凄いのか?

 

 

 

 

日曜に面会に行ってきたが

 

職員さんから

「強い帰宅願望ではないんですが、

お母さんがまだ健在で

面倒をみないといけないので

帰りたい、、と

毎日、言うんです。」

 

なるほど、

婆ちゃんのことが

心配でいるんだな

 

その日は

別のユニットの方に

みんなで出張?していたようで、

 

玄関に居る俺を

そちらのフロアから

発見したようで

 

泣きながら

玄関に歩いてきた

 

早歩きの

・・

いつものナンバ歩き擬き、で

 

 

「面会だよ」

 

「いいわえ、

面会だってなんだって

お前が来てくれりゃあ」

と、

泣きながら言った

 

そうか、

そんなに俺を待っていたか

 

弱った

出来りゃあ

俺なんぞ来なくても

平気の平左

になってくれりゃあ

気が楽なんだがね

 

そんなに待たれりゃあ

気が重いわ

 

それに、

母の居室に行って

ベッドに座り話したが

 

「いつまでいりゃあいいだ~?

帰りてえよ~」

 

あ~あ

これが一番聞きたくねえセリフなんだよな

 

まあ、

仕方ないけど

 

差し入れの

甘酒飲ませて

 

一口飲んだ後

眼の下を濡らしたまま

いつもの

「おいし~~

 

だがね

認知症はいやだね

 

4日前の外出

前回の面会

 

1日経ちゃあ

なかったことになっちゃうんだからな

 

だから、

行ったの一昨日だよ

だけど、もう

俺の中にプレッシャーだよ

 

行かなきゃ

行かなきゃ

 

俺の胃の中で

誰かが言ってるだよ

 

行かなきゃ行かなきゃ

 

胸じゃなくて

胃の中、、いや、

ちょっと下だよ

 

なんでかな

なんでそんなとこかな

 

そんなで、

明日辺り行ってみるか

 

あまり時間はねえけど

二晩、旨いビール飲むために

行ってみるか

 

また、俺を見付けりゃあ

 

あの、ナンバ歩き擬き(注1)、で

 

俺に迫ってくるか?

 

 

 

注1:母は腰から下の動きだけが似ていて、手は普通に動くのだが

エレベータに乗るとき、

俺が「早く乗らねえと、挟まるぞ!」

などと言うと、普段は歩くのがやっとの母は

歩きが急に素早くなるのである

 

不思議だ

 

 

 

 

 

 

 

 

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わりと馴染んでしまう母の部屋

 

 

朝一番で母宅に寄った

 

寒冷地は凍結のトラブルが多いし

まして空き家になってしまったから

先日もトイレの便器が凍って壊れた

 

ここ数日は暖かく

安心だったが

氷が解けているうちに掃除をした

 

水道の凍結防止の電気料対策で

不凍栓で水を抜き

電気も抜いた

 

母の部屋に入る

 

俺がある程度は片付けたので

きれいになっていて

 

そのまま

2か月前のように

コタツに座ってみた

 

ここ十数年のことを思い出した

 

母が75を過ぎたころ

それでも2日に1度くらいは

独居の母宅に寄っていた

 

夕方、寄ると

何故か荷物をまとめていた

 

「何の騒ぎだ?」

と訊くと

 

血液の検査で悪い結果が出たらしい

入院の準備だった

 

結局、大病院?に俺が付いて行って

検査結果を訊いたが

数値は異常で珍しい病気だが、

病気の症状が出るまでは

経過観察だけでいいらしかった

 

それからだな

 

もうすぐにも

死ぬんだろうと

症状が出れば助からないから

いずれ遠からず、死ぬんだろうと思うと

 

不憫で・・

 

それからは、毎日、母宅に寄るようになった

 

その頃は大変な事ではなかった

自分で何でも出来るし

料理は上手いし

夕飯の1品作って持たせてくれるし

友達は多いし

明るいし

 

顔見せて、

男仕事だけしてやれば

 

何かあったら、

助けてやればよかった

 

ほぼ毎日来るようになって

十数年、、

この部屋は俺の自宅と同じだけ

馴染んでるんだな

 

というか、よく考えたら

俺が子供の頃というか

中学、高校の頃

この部屋に住んでいたんだった

 

母はどうなるんだ?

ここに帰ってくることは

ないのか、、

 

どう考えても

普通、もう帰らんよな

2階だよ

玄関から階段だよな

 

12月に外出で帰って来た時

それでも、自分で上った

一昨日の脚付き見れば

今でも上がれるだろう

 

だが、流れとして

普通、グループホームに入りゃあ

どうだ?

 

 

だけどね

コメントしてくれた人の話を訊いたり

たまに同じ認知症介護なんかの

ブログ観ると感じること

 

ほんと、お袋

ありがとう

 

結局、俺が自分の中の葛藤で

ワーワー騒いでいるんだが

 

お袋はいつも

俺の言う通りに、抵抗せずに

事を進めさせてくれるんだな

 

そりゃあ、不満も言うし

認知症だから

ヘンな被害妄想で

やり難いこともあるけど

 

不満言うだけで

いつも言う通りにしてくれる

 

激しく抵抗することもないし

 

それに、下の世話だって

他の人の苦労に比べれば

俺なんて、恵まれていたよな

 

1週間に一度の失敗の為に

俺が大騒ぎして

毎回、介助して、夜眠れなかったわけで

 

俺の性格がもっと

大らかだったら

何の問題もなかったんだと思うと

 

お袋

悪い、ごめん

 

今頃、グループホーム

トンチンカンな話でもしてるんだろうか

 

母の家のケーブルテレビを止める

NHK

ガス

電話

止めようか・・

 

電気と水はしばらくそのまま

 

思案中

 

だって、一昨日

「家にも帰りてえ」

って言うので

詳しく訊いていたら

どうも、母宅のことは忘れていて

生まれた家のことを言ってるようだった

 

認知症って

63年住んだ家を忘れてしまうもんだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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東京に行って働きたいという母に、息子として、なんて言ったらよいのか

 

 

憂鬱な気持ちで

施設に母を迎えに行った

 

母は嬉しそうに

玄関に出てきた

 

もの凄く嬉しそうに

 

「よかったね~

行ってらっしゃい~」

 

と、職員さん2人に送られて

 

俺の家までわずか10分

 

「嬉しいよう~

連れ出してくれて、、

親孝行の息子と、いい嫁をもって、

私は幸せだよ~」

 

先月、施設に入ってから

何故か、小さくなっていたように見えた

母の眼は

 

以前の眼に戻っていた

 

と、スタートは

予想していた通りで、

 

俺の頭は、

施設に送り届ける

午後3時30分に

母の様子がどうなのか?

母を落胆させずに施設に入るには

どうすればいいか?

そればかり考えている

 

 

こういうとき、

俺よりも力を発揮するのが

 

ネガティブな俺に対して

表向き超ポジティブな妻なんだな

 

それに、影ではどう思おうが、

影で、何を言おうが

母の前では、良い嫁なんだな

 

本当、見事だぞ

 

母が耳が遠いので、

会話をしながら

聞こえないように

 

「そりゃあ、違うわ

ばあちゃん、あんたは

昔は相当強い女だったぞ~」

 

「ちょっと、まった~

人のこと言えるか~?」

 

最近は俺がキレる寸前が

よくわかってるから

ギリギリで止めるのも上手いな

 

 

それに母は今となれば

気持ちは

俺が頼り=妻が頼り

 

妻の言うことは

よく訊くし、その通りにする

 

で、小声で悪口をいいながらも

 

母が喜ぶ昼食をつくり

母を笑わせ

話を良く訊き(小さい声で否定しながら)

 

手のひらのマッサージ

さらに、フェイスマッサージまで

母にしてくれて

 

やることやってるから

聞こえない悪口は

俺は

目を瞑ってやるがね

 

まあ、だけど

こんなふうに後方支援だから

というのもあるし、

同居の在宅介護だったりしたら

お互いボロボロ(俺も含めて)になっただろうが

 

それにしても、

この状況では

完璧な後方支援と言える

 

母に一生懸命、施設に行ってくれることの

感謝や励ましも今回はしてくれた

 

俺がそればっかりで、、もううんざりだったので

代わりに言ってくれていた

 

母は午後2時頃には

「そろそろさあ

私のネグラに送ってもらうか」

 

思いがけないことを言った

 

そのとき

妻が母の相手を一休みをして

コタツで仕事に手をつけていた

 

「私がいたじゃあ、

仕事のじゃまになるでさあ

そろそろ帰るわ」

 

自分が施設に帰る、、、と

認識してくれてるのは

俺にとって嬉しいことだった

 

施設の中の愚痴も言っていたが

少し慣れてくれたか?

 

「え?まだまだ、、

ばあちゃんにフェイスマッサージ、

これからしてやるだよ~」

 

と、妻も

その後の1時間で

母が帰るということの余裕か

まあ、婆孝行に勤めてくれた

 

トイレも2回だけで

失敗もなく自分で出来たから

潔癖症の妻もホッとしただろう

 

そのおかげか、

帰りもスムーズで

 

施設の玄関で迎えてくれた職員さんに

「だだいま~」

 

 

・・・

まあ、上手くいきましたよ

 

夕べはおいしいお酒がのめました

 

ただ、

希望も述べていましたね

「お前がちょくちょく、もっとちょくちょく

来てくれりゃあ、、それに〇〇(嫁)も、

一人でもいいで面会に来てくれりゃあ、

私も安心して、嫌なことがあっても

頑張れるでな」

 

帰りの車の中で

そう言っていたね

 

だから

家に帰って

妻に「一人でもいいで・・」

と伝えたがね

 

 

で、母は帰りの車中で

俺に、

「ちょっとお前に相談があるだけどな」

 

昔働いていた

東京の海苔問屋に

働きに行きたいそうだ

10代のころ勤めていたところの社長が

「〇〇ちゃん、是非また働きに来てくれ」

と言われていたから、これから行きたいそうだ

そうすれば、お金ももらえるし、

社長や奥さんたちも喜んでくれるんだそうだ

 

母が10代・・・

70年前か

 

俺は

「ほう~

社長も元気でいるだかなあ

今、幾つくれえかなあ」

と、とりあえず

返事しといたが

 

母は

考えているようだった

 

 

 

 

 

 

 

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次から次へ、、ふざけるな、冬!

 

 

一昨日、母宅に行った

 

誰も居ない古い家だが、、

真冬でもあり

凍結による破損が心配で

 

トイレの溜まり水が凍っていて

用が足せなかったので、

そのうち融けるだろう、、と

早々に退散した

 

 

だが、

一日置いたのが、

甘かった

 

今日、別件で様子を見に行くと

 

壊れていたよ

便器が・・割れた

 

ロータンクから少しずつ

送られていた水が

凍った溜まり水で、

どんどん溜まり

さらに凍って、

 

便器を割ってしまった

 

日中、融けて

流れ出し

水浸し

・・・

が、

夕方また

凍って

 

廊下で

 

 

スケートが出来らあ

 

 

小平奈緒に滑らせてやりてえよ

 

 

なんかね、

一歩ずつ

母の終わりが見えて来るんだよ

 

昨日、母が

「帰りてえよ、、連れてってくれや」

と言うので

 

「あの家は冬はもう無理だわ

水道も水抜いて、トイレも凍ると使えねえし、、」

 

すると

 

「私が帰れないように、

してる・・ん・じゃあ・・ねえ~~??」

 

と、怖い顔で言っていたんだよな

一瞬、答えに詰まったね

 

しかし、母は

帰りたい気、満々

 

壊れたトイレ

あの部屋に居るのも

辛いもんだが

 

時間見つけて

明日も行かないとな

 

・・・

スケートでもするか

 

 

 

 

 

 

 

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シャンプーをやめたら、髪のベタつきも無くなったわ、、、お湯でいいんだぞ、お湯で

 

 

 

「三日に一度来るようにしてるだぞ」

と、施設の提出してきた

「介護日記」のようなものを見ながら

 

「ほら、10日に来て、

14日だから

1,2,3、、、

・・・

 

あ、4日だったな、、」

 

「ごまかしたな??」

 

ボケた眼をしていたが、

言葉は鋭い

 

面会に行くと

職員さんが

「毎日、息子さんを待ってるので、

喜びますよ~」

と言った

 

少し嬉しくなかったな

 

10日に面会をしたときは

よく話をする人だと

一人のお婆さんを紹介してくれた

これで、おなじみさんが2人になったか、、と

少し安心していたが

 

今日の面会でも

「連れて帰ってくれるだか~??」

と、数回、責められ

 

いつもの

「川に入りてえ~」うんぬん

 

「お母さんは元気でいるだかえ??」

もう、常套句になっちゃったな

 

「俺のばあちゃんはな、、

俺は高校生のときに・・・」

いつもの繰り返しだが、、

 

今日は

それを訊いて、

母が泣いた

 

今日はまずかったかな?

と、思ったが

 

 

違う話を始めると

すぐに忘れたようだ

 

・・・

忘れちゃうんだな

 

 

前回の面会は90点

 

今回は、、、40点・・くらいの

気分か

 

それでも、帰りに

また、話し相手を俺に紹介して、

 

職員さんと一緒に

玄関まで来て

送ってくれた

 

40点だが、

今夜くらいは

美味しい晩酌ができそうだ

 

眠れねえかもしれねえけど

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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昨夜、金縛りで妻が大声出してで苦しんでいた、、そこに何かが居る気配がしたんだよ

 

 

 

何が居たのかねえ~?

 

 

 

6日に面会に行ってまだ3日だが

母の様子が気に掛かる

 

面会した日の夜の

晩酌しか

ゆったりした気持ちにはなれねえな

 

相変わらず

母は役者だから

部屋で話してるときも

職員さんが入ってくると

急に笑顔になり

 

 

また、俺の「嫁にしてえくれえだ」

と、褒める

 

職員さんが出ていくと

いつもの台詞

「ここにいりゃあ、

川に飛び込みてえわ」

 

まあ、

川があればの話だがね

 

だが、殺風景な部屋

 

もう、何の楽しみもない

そういう人の部屋

 

こう考えてみると

母には

良い趣味がないな

 

本を読むとか

そんな趣味もなく

家に居たときも

テレビを観る位で

 

それも、だんだん

全ての番組が嫌いになってきて

最後には

ひとつのサスペンスだけ

 

俺が録りためてやった20作ほどを

俺が順番に再生するようにセットし

家に居るときは

それだけ

 

そのうち、

CMのときに

「こんなの観たくねえ

〇〇〇にしてくれたじゃねえだか?」

CMも待てなくなっちゃったし

 

写真を持ち出して

1日中見ていたりしたが

 

そのうち、

昔の大事な写真を

何枚も破り捨てたり

 

思い通りにならなくなった

自分の人生や

たまに、現実が理解できちゃったときに

 

そんな不穏な行動になっちゃうんだろう

 

とはいえ

今はその自宅にも居ることが出来ず

 

息子の面会や

外出を待つだけの日々

 

2ヶ月前ショートで

化粧ベタベタで

爺さんたちの中で

生き生き?していたことを思えば

今は

話しも出来ない爺さんが一人と

控えめに話相手がいるくらいで

 

化粧しない顔は

妻に言わせれば

「自業自得だ」

と、、

浅黒く

 

だらしなく着た衣類は

もう、生きる意欲もなく見える

 

6日に行ったとき

ズボンの下にパジャマを穿いていて

ズボン下を穿きたがらない、、とのこと

上はセーターを何枚も着て

パンパンになっていた

 

明日、面会に行く

暖かいズボン下を持って

 

 

また、あの

浅黒い、顔で

「川へ・・・」

 

絶対に言うと思う

 

賭けてもいいわ

 

 

 

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3月、4月なんて、あっという間に来そうな気がする

 

 

元旦の外出で

母は帰宅時、、

 

帰宅といっても施設へ帰ることなんだが

 

前回のように嫌がることもなく

車中でもよく笑い

 

迎えてくれた職員さんと

中に消えていった

 

まあ、その「最後のシーン」

のために、

元旦の朝からずーっと

気を遣っていたわけだが

 

とにかく

元旦の外出は

俺にとっては

大成功だった

 

気持ちよく

2日、3日と

母のいない、

母のことをあまり考えない日を過ごした

 

ほんとは考えているんだけどね

 

心の重さなんて

きっと、ずーっと取れないものだ

 

結局、そのあとの面会は

6日になった

 

母はロビーで俺が来たことを知らされると

慌てて、つまずき

転びそうになっていたが

 

例によって

俺の気持ちを重くする

面会となったが

笑顔も見られた

 

「ずーっとここに居なくても

いいとは思うけど、

嫌なとこだよ~

・・・

いつまで居りゃあ

いいだえ~??

(ずーっと居なくてもいい、と、思ってるわけだ・・)

 

「冬の間は

たのむわ~」

 

別に、

ボケてくれるのを

待ってるわけじゃないが

 

どうも、

自分の家に帰ることは

いつも考えているようで

 

「そのうち、ここが自宅だと、

自分の居場所だと思うようになりますよ」

 

などと、言っていた

施設長の言うようには

ならんのでは?

と感じる

 

母宅の維持費も

思ったより掛かる、冬

 

春になったらどうしよう

 

施設の請求書も

もの凄いスピードで来た

 

12月分が大晦日に届くという

早業

 

これも負担が大きい

 

しかし、

母のことをおもうと

寝つきは悪いが

寝てからは、母の様子に起こされるようなことはなく

夜は眠れるようになり

睡眠負債も少し返済できたか

 

これが一番大事なことだった

 

6日面会から

2日目、、

 

もう、1週間ほど経ったように

感じる

 

 

 

 

 

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こりゃあ、まだ、shiniそうもねえなあ

 

 

 

化粧っ気のない母が

目の前で寝ている

 

だが、

妻の声に反応して

起きる

 

そして、また寝る

 

午前中に迎えにいって、、

玄関で

「夕方には送るからな」

と、

一応、クギをさすと

 

「え~~??

なんで~~??」

 

と、少々不穏な雰囲気

 

玄関に笑顔の職員さんたちも

 

緊張した空気が張り詰める

 

・・・

というほど、

緊迫するわけないがね

 

まあ、みんな苦笑、程度の、、感じで

 

俺の家に連れてきた

 

前回の外出時

夕方、また連れて行く時の

母の落胆ぶりを思い出すと

 

昨日から憂鬱だった

 

まあ、これにも

お互いに慣れるしかねえかな

 

昼は以前のようなご馳走はなく

とても正月の雰囲気もない

 

目の前にあると、食っちゃうから

今年は無理やり抑えたメニューだ

 

母も、正月だなんて、

思ってもいない

 

「え~?お正月~?」

と、

今日、何回目だ?

 

 

仕事より、何より、

俺的に、一番の

大仕事、、

 

新年早々

今、進行中

 

 

 

 

 

 

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ブログのタイトルを「面会はつらいよ!」に変えようと考えております。

 

 

汚ねえかっこ・・

 

なんだ、ズボンが毛玉だらけ

黒いズボンだから目立つが

 

上着は食べこぼしが

でかく、ついて

 

惨めに思えた

 

と、同時に

哀しくなった

 

グループホームに入れて

 

一月前とは

すっかり変わって、

見ただけでは、

廃人になったように思える

 

みんなと離れた

陽だまりの、いすに座って

 

「ここの職員に嫌なこととかされてるか?」

 

「そんなことはねえよ、、」

 

だけと、こんなとこにいたじゃあ、

川にはいりてえよ、、」

 

こたえる・・・

 

 

不甲斐ない息子で悪いな

 

 

本当にそう思う

 

正月にだって、

家や、母宅に泊めてやりたい

 

だが、妻の反対や

それに、

俺自身も、、自信が

(シャレだが)

ないし、

 

外出だけにしようと、

楽を考える

 

母は役者だよ

 

俺と話すとき

死にたい、、と言い

 

職員のところに行くと俺に

 

「この子がね、とってもいい子でね

良くしてくれるから、お前の嫁になってもらいてえくれえだよ」

 

と、俺の孫とも言える歳の職員を

持ち上げる

 

そんなとき、、

俺と話してる

あの、辛そうなシワだらけの顔が

まあるく、

ニコニコになる

 

そして、その職員と手をつなぎ

 

今日は俺を

玄関で送った

 

なんとも

あの毛玉だらけの

普通、人前にでることが出来ないような

格好で過ごしている母のことを思うと

 

一日、胃が重かった

 

その割りに

食欲はあるんだけどね

 

今日は大掃除をしていて

別のユニットにいたから

母の部屋には行けず、

 

そうでなければ

ズボンを履き替えさせたかったが

 

 

母が

「家でおめえが、いて、夜ゆっくり寝れた頃が、

一番幸せだったよ、、いまとなりゃあ」

 

一月前の

俺にとって、連続2週間の不眠不休の地獄の日々

 

それが、母にとって

最近の幸せの日々だったんだな

 

あの2週間、

母は咳と痰が止まらず、微熱が続き、苦しくても

痛くてたまらないと言っていた点滴を続けていても、

何故か、あの古い家の一室で、

でかい口を開けて、笑い声が絶えなかった

夜は俺が5m向こうに寝ていて

安心だったんだろう

 

でも、おふくろ

妻は怒るかも知れねえけど

俺にとっても、

寝不足でどうにかなりそうな

あの2週間が

 

何故か、懐かしくて

 

もう一回、

あの部屋で、

 

入れ歯を外した

梅干しババアの

あの面白れえ顔を、

笑いてえなあ、、、って

 

地獄だって思っていた

あの日々

 

まさか、

こんな気持ちになるなんてな

 

思っても見なかった

 

ただ、楽になりたかったし

俺を身近でみてりゃあ

 

妻が俺のケツを叩くのも

当たり前のことだ

 

 

だけど、

今日の面会も

 

結局、俺の心を重くした

 

で、

俺は今日も菓子折りを買い

明日、母宅の近所に

 

挨拶に行こうとしてる

 

施設に入って

もう、ここで、暮らすことは

ありません

と、

挨拶する

 

着々と

ひとつずつ

 

母を、終わりにしようと

している

 

気持ちと行動が

一致していない

 

 

これで、いいのか・・・

 

どうでもいいが、

俺の心を重くしている

母の言葉

 

「迎えに来てくれたじゃあ、、、

ねえだか~~」

 

あの、落胆した顔、、

 

 

かんべんしてくれや

 

 

 

 

 

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土色の顔の老婆

 

 

 

土曜日、、

先週日曜日以来の面会に

 

今回は俺だけだから

アッサリと帰ろう

 

と、、玄関の受付で

職員さんたちは、みんな

 

被り物

 

クリスマス会をやっているんだとか

 

皆で集まってるのに、

母の部屋まで連れ出す訳に行かず

 

母の席に後ろから近づき

声をかけた

 

振り向きざま

俺の顔を確認すると

 

「迎えにきてくれた?」

 

それ、やめてくれ

いつでも、

面会に来ると

第一声が、

「迎えにきてくれた?」

 

まだ、まだだな

仕方がない

 

「面会だよ」

 

それから、しばらく

耳打ちしながら

 

頼むわ~攻撃

を2,3分

 

なんかゲームみたいなのを

やっていたので、

邪魔もできないから

 

「それじゃあ、今日は行くから」

 

と、施設を出たが

 

母はついひと月少し前

ショートに週5泊

 

顔にベタベタ塗って

俺に文句を言われながら

シミを隠し

 

髪を気にして

衣類にも少し気を遣い

 

ショートに行った時

爺さんが居ると

「あ、いたいた」

などと、眼を輝かせていた

 

グループホームに行ってからの母は

 

顔になにもぬることがない

 

顔が、土色のように見える

 

何か、別人のような

気もする

 

あの、風邪、、咳、、熱、、

殆ど俺が眠れていなかった2週間以来

 

あれを境に

いろいろが変わったな

 

今はまだ

ガッカリの方が多い

 

今日は施設と

事務手続きで、、、

これから

 

少し、面会も

 

 

あ、、

要介護3

に上がった通知が来た

 

 

 

 

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