ホントのところ、おふくろは、どこにいるのかね

 

 

 

 

母が居なくなったが、

気がつけば、、

母が介護を必要としたころの母より

今の俺の方が、

身体、弱っちゃっているんだよな

 

朝、おふくろの写真の前で、

話しかけるし、

毎日、謝る

 

外出するときは

「行ってくるな!」と

必ず声をかけるし、

 

全て、女房には見られないように、、、だけど

 

夜は小さい灯りをつけておく、、

 

あんなに、苦しかった、10年前からの介護の日々

 

どうしてだ?

おふくろと、過ごした時間が、、

あんなに苦しかったのに、

なんだか、

懐かしくて、、

もう一度、戻りたい?、、まさか

 

どうなってるんだ?

 

 

 

 

 

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仏になったのか・・

 

 

 

 

四十九日の法要が終わった

 

浄土宗の住職によれば、、

蓮の葉っぱに乗って、

浄土に行ったのだと、ね

 

墓参りのあと、、

ごく近しい親族で食事をした

 

お昼の酒は旨い

皆で・・・と言っても

6人だが、

昔話に花を咲かせて、

1時間半・・・

 

さて、と思って

誰ともなく、上座のしつらえに気付いた

 

写真台と食前酒・・・

 

遺影を置いて、

故人を思い出しながら

の時間だったんだな

 

皆、そんなこと

忘れてたわ、、はは

 

そんなもんだわな、、

 

おふくろ、悪い、ごめん

俺も、わすれてたわ

 

朝、晩、出掛ける時、帰った時、

声を掛ける

 

最後に封印してる、、

俺にしかわからねえ、、出来事

「ごめんな」

 

俺がこの写真の前に

立てなくなるまで

毎回、

最後の言葉は

「ごめんな」

 

だけど、

たしかに、一番重かったものが

半分だけ、降ろせたような気がするな

 

ただ、半分だけは

「ごめんな」で、一生のこる

 

思い出さないようにしている

出来事、、

これが、「心の傷」ってやつなんだな

 

おふくろは

一生もののお土産をおいていってくれました

 

でも、「心の傷」のおかげで

 

ずっと、一緒にいられるわ

 

施設に入れていたときの

心の重さ・・・を思えば

 

やっと、帰って来てくれた

おふくろ

 

他のみんなは、きっと忘れるけど

俺はずっと、一緒だからな

 

 

 

 

 

 

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母は順調に老いている・・

 

 

 

 

コメントいただいた皆様

返信が出来ず申し訳ありません、、、

 

日々の生活に時間的余裕がなく、

更新優先で

ご容赦ください m(__)m

 

 

 

 

随分と久しぶりになってしまった

俺の生活も随分変わった、、というか

 

元に戻った、、

 

代償は大きすぎたが、

 

仕事に戻った

 

だから、毎日疲れが増して

その上の、母へのどうしようもない

気の重さ

 

睡眠も上手くとれず、

体調はいつも悪い

 

 

介護といっても、

自分で歩ける母の介護だったから

抱き起こしたりとかはほとんどなかった

 

母は施設では

いつも帰りたがったが

一体、何処へ帰りたいんだ?

 

頭の中は

俺が介護してた母宅ではなく、

実家の方が優勢のようだ

 

徐々に間隔が長くなってきた

母の病院通いにも慣れて

俺のヒヤヒヤも

少なくなったと思った最近

 

が痛いと言い出し

そのうち

痛がって

歩くのも大変になった

 

施設と話し合ったが

結局、俺が

連れて行くことになった

 

歩けねえ老人は

やっぱ大変だ

 

介護、介護と、

俺は偉そうに言っていたが

(そんなつもりはないが)

 

動けない、

動くと痛がる人を

動かすのは

 

大変なことだな

 

その一日は、、半日だったが、

 

痛み切った俺の身体に

トドメを刺したようだ

 

仕事を休んだから

夕方、温泉に行ったが

 

温泉に浸かりながら

寝てしまったよ

自分が

何処にいるのかわからなくなってしまった

 

まあ、ほんと

寝たきりの介護とか

歩けなくなった方の介護の方

 

ほんとうにご苦労様です、、、

 

 

最後に

 

コメントの返信できないかもしれません

ご容赦ください

 

PCに向かうと

眠くて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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だったら、一緒に面会に行ったらどうだ、、俺が何回お前の親の面会に行ったと思ってるんだ?

 

 

 

面会に行くと

いつものようにロビーに7人くらい

ソファーに座っている

 

母だけが

寝ていた

 

・・・

口を開けて

 

隣の人にもたれ掛かるように、、

まあ、触ってはいなかったが

午前10時だったが、

寝ていた

 

やっぱり、昨夜もあまり眠れなかったのかねえ

 

母は頻尿だから

俺が泊まっているときだって

5回は夜トイレに起きていたし

 

昼間でも

寝てばかりいたもんな

 

仕方なく

寝ボケたまま

部屋に連れて行った

 

毎日の様子を記録してあるものを

毎回見せてくれるが、、

 

今回は

夜中に

 

「火事だから、、

火の向こうに息子がいるだで、、

行かなきゃいけねえ、、

行ってくる、、、」

 

と、職員さんのところに来たそうだ

 

そうか、

俺を助けようとしてくれたか

(いや、俺じゃないかもしれないが・・・最近は、、)

 

その時のことを、、

俺にも話した

 

「おい!、〇〇(やっぱり俺だった)が

火事の向こうにいただでな、心配したけど

無事かっただかなあ??

 

心配してるだよ

・・・

あれ?、、、

ここにいるっつうこたあ

・・・

無事だわなあ」

 

「夢見たな」

 

「そうじゃねえ

夢じゃあねえだよ

・・・」

 

別に珍しい会話じゃねえけど

寝ボケ・・

いつも寝ボケてるようなもんだし

 

「考えただけど、、

ここを出て、お前と〇〇子の仕事を

手伝いてえだよ、、

畑仕事なら、、働き者だぞ~

・・・

ところで、

私の牛は元気かや~~

クロは」

 

「黒いだか?牛は、、」

 

「まっくろ!

・・・

ところで、、おかあさんは、、

元気かえ~?」

 

永遠と続き、、

そのうちに帰宅願望が強く出てくる

 

半年前まで

自分の部屋へ二人の友人が来て

話を楽しんでいたのだが、

 

その時は、、帰ると

「最近は話がなんか合わねえ」

などと、

、、

自分でもチンプンカンプンなことを

言ってるので

友人達も

困っていたんだろう

 

その後、俺に母の友人から電話は来たが

「会いたい」

の言葉は出てこなかったな

 

かなり、俺はガッカリした

 

 

「あいてえよ~

〇〇ちゃんと〇〇ちゃんに

また、話がしてえよ~

 

こんなとこで、

わけのわからねえ事言ってる

〇〇アの中に居て、

おかしくなるぞ~

・・・

まあ、

ひとりやふたりは

気の合う〇バ〇もいる・・・

あ、、ばあちゃんもいるけどな、、

・・・

・・・

おい、

私は家に帰れねえだかえ~~??」

 

最後につらい言葉が出た、、

 

俺は、、

時間をかけて

ゆっくり、考えながら

頼む!・・仕事だと思って・・

を混ぜながら

なんとか、母を落ち着かせて

 

面会を終わった

 

40分くらいの予定が

1時間以上、かかった

 

暗い気持ちで

家に帰ると

 

「遅い!!

何かあった?」

 

と、

不機嫌な妻が待っていたよ

 

後の予定が詰まっていただけに

 

不機嫌はわかるが、、

 

 

 

 

 

 

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母の潜在能力は凄いのか?

 

 

 

 

日曜に面会に行ってきたが

 

職員さんから

「強い帰宅願望ではないんですが、

お母さんがまだ健在で

面倒をみないといけないので

帰りたい、、と

毎日、言うんです。」

 

なるほど、

婆ちゃんのことが

心配でいるんだな

 

その日は

別のユニットの方に

みんなで出張?していたようで、

 

玄関に居る俺を

そちらのフロアから

発見したようで

 

泣きながら

玄関に歩いてきた

 

早歩きの

・・

いつものナンバ歩き擬き、で

 

 

「面会だよ」

 

「いいわえ、

面会だってなんだって

お前が来てくれりゃあ」

と、

泣きながら言った

 

そうか、

そんなに俺を待っていたか

 

弱った

出来りゃあ

俺なんぞ来なくても

平気の平左

になってくれりゃあ

気が楽なんだがね

 

そんなに待たれりゃあ

気が重いわ

 

それに、

母の居室に行って

ベッドに座り話したが

 

「いつまでいりゃあいいだ~?

帰りてえよ~」

 

あ~あ

これが一番聞きたくねえセリフなんだよな

 

まあ、

仕方ないけど

 

差し入れの

甘酒飲ませて

 

一口飲んだ後

眼の下を濡らしたまま

いつもの

「おいし~~

 

だがね

認知症はいやだね

 

4日前の外出

前回の面会

 

1日経ちゃあ

なかったことになっちゃうんだからな

 

だから、

行ったの一昨日だよ

だけど、もう

俺の中にプレッシャーだよ

 

行かなきゃ

行かなきゃ

 

俺の胃の中で

誰かが言ってるだよ

 

行かなきゃ行かなきゃ

 

胸じゃなくて

胃の中、、いや、

ちょっと下だよ

 

なんでかな

なんでそんなとこかな

 

そんなで、

明日辺り行ってみるか

 

あまり時間はねえけど

二晩、旨いビール飲むために

行ってみるか

 

また、俺を見付けりゃあ

 

あの、ナンバ歩き擬き(注1)、で

 

俺に迫ってくるか?

 

 

 

注1:母は腰から下の動きだけが似ていて、手は普通に動くのだが

エレベータに乗るとき、

俺が「早く乗らねえと、挟まるぞ!」

などと言うと、普段は歩くのがやっとの母は

歩きが急に素早くなるのである

 

不思議だ

 

 

 

 

 

 

 

 

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眠いのでタイトル以外は短い投稿が続く近頃の当ブログ、、無理やり長く・・・の・

 

 

金曜日か・・・

 

眠れない夜が続く

 

今週は月曜日の夜、

自宅でしっかり眠れたけれど

 

それも、ショートの施設からの

電話で起こされ

火曜日から4日目か

 

母の容態は

徐々に回復してるんだが

回復のスピードが

亀さんのごとく遅い

 

たまに、微熱が出たりもするが

気持ち悪い様子はなく

 

しかし、

食欲がない

 

痰の絡んだ咳は

日に日に回数が減り

少し安堵してるが、

替わりに、

鼻水が出だしたりして、

 

声が鼻声になってしまった

 

日中は

俺が仕事に出るから

母は独りになるが、

 

俺が3時間おきくらいに

電話を入れる

 

電話での会話は

当日の記憶が駄目だが

やりとりは

冗談も混じり

びっくりするほど

まともなんだがね

 

だから、

困るといえば困る

 

来週は

介護保険更新の際の

調査員が来る

 

そんな時、

おもいっきり

頭が冴えることもないだろうが

・・・・

 

しっかり見てださいよ

調査員様~

 

一刻も早く

母の風邪が回復してくれないと

 

泊まりに行ってくれないと

 

俺の睡眠不足が

ほんとに怖い

 

もう早くても

来週月曜日まで

泊まることはない

 

今週は

ほんと参った

 

夜も眠くて

眠れないのだが

眠くて

 

ブログも書けねえ

 

書こうとすると

眠くなる

 

眠ると

眠れない

 

で、

書こうとすると

眠くなる

 

眠れない

 

60男が

 

でっかく破れた

シーツの布団の上で

 

眠れずに

もだえているんだよ

 

そのふすまの向こうには

染めた髪の分け目から2センチくらいだけ

白くなった、

しわくちゃで、

1週間、風呂に入ってない

紙パンツ穿いた

ババアが

 

総入れ歯を外して

 

梅干ババアの口で

 

鼾をかいて寝てるわ

 

 

 

えらい図だなあ

 

 

 

 

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赤マジックで「今日は日曜日です」紙に書いて、置いておきました。明日面倒だから。

 

 

お迎え日だから

正直、あまり嬉しくない日だが

努めて明るく母に接している

 

今回、2度も施設から

電話をよこした母は

やはり、話しの内容が暗く

 

次回が思いやられる

 

お気に入りの爺さんも

いなくなっちゃったみたいだし

 

ほんとにわかり易い

 

しかし今回は

爺さんの事もあるが

 

妄想が凄い

いつもは軽い妄想で

自分でもひょっとして夢か?

と、感じてるんだが

 

今回は違う

 

夜、俺に電話してきたことは

覚えてないが

電話してきたときの事を

電話以外のことを

鮮明に覚えている

 

自分のベッドの向こうに

男が寝ていて(違うが)

恐い男で、、(女だ)

 

事務所にまだ

職員さんがいたので、

そこでソファーに寝かせてもらったら、

(確かにそうだ)

職員さんが、

家に連れて行ってくれて

そこにピアノが2台もあって

暖かい布団に

寝かせてくれたそうだ

 

その職員さんのことを

自分は憎んでいたのだが、

その職員さんのおかげで

その夜は眠れたそうだ

 

そのことについては

「そりゃあ夢じゃねえか?」

と、2度だけ言ったが

「いや、それだけは

夢じゃねえぞ」

と自信をもって

答えていたので、

 

「そうかそうか

その職員さんは

いい人だな~」

で、済ませておいた

 

次回、行きたくないようで

雲行きが変わってきたぞ

まずいぞ

 

 

 

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百日紅の花も終わりのようで、寂しくなった

 

 

この週末は

母が一度も失敗せず

紙パンツショートの施設でしてきたものを

今朝まで穿いていた

 

足の浮腫みがひどく

土曜の夜は痛がって

眠れないようだった

 

俺が甲斐甲斐しく

マッサージなどしてやって

なんとか眠れたようだったが

 

次の日に何げなく

その話をすると

 

「え~~~?」

 

覚えていて欲しい事も

忘れて欲しい事も

忘れてくれる

 

ありがたい病気だ

 

日曜日は午前中

母を連れ出し

花を買いに行った

母は赤い花に拘っている

 

7月にショート赤い花を持って行った

 

最近来ないが

爺さんの誰かが

「この赤い花は、、、

きれいだなあ~~」

と言ったという

 

それからだ

 

ショートに行ってる数日間

花好きの母の部屋は

誰も居なくなるから

花をショートに持っていくことにした

 

これはこれで俺が大変なんだが、、

 

ショートでは

花瓶の水を母がよく替えるらしいが

・・

家では俺が替える

 

俺が気を抜くと

水が腐ってる

 

ドブのような臭いを発する

 

ホントに花が好きなんか?

と、

嫌味も言いたくなるが

 

これも認知症の症状か?

家にいるときは

何もする気になれないようだ

 

俺がやり過ぎとのことも

あるかもしれないが、

これは

鶏と卵の話になってしまう

 

昨日の朝方、通じはあったようだが、

夜中に、

「大がでない、大が出ない!」

と、気持ち悪がっている

朝5時頃、面倒なので

マグミットを飲ませた

そういえば、2日間ほど、

気を抜いて、飲ませていなかった

 

俺も、もう気が回らなくなっている

 

それでも、マグミットのおかげか?

8時頃、気持よく出たらしい、、

 

急に明るい顔になっていた

 

「通じがあると、

気持ちがいいか?」

と、訊いたが

 

「え~~~?

私が?、いつあった~?」

 

だとよ

 

 

 

 

 

 

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オヤジじゃなくて、ジジイだった

 

 

恥ずかしい

勘違いだった

おふくろの事は言えねえな

 

いつの間にか、俺も

六十を越え

あの、爺さん

と見られる歳になった

 

母は自分の歳を

何時でもわすれている

で、頭が白いと

恥ずかしいと思っているが

染めてる方が珍しいが

・・・

 

顔にある、

1センチ四方のシミが

とても恥ずかしいらしい

 

周りの婆さんをみれば

90近くなりゃ、

シミばっかなんだが

 

まあ、一概に言えないが、

 

 

わかったように

そんな母を

困った思いでいた俺だが

 

いつの間にか

自分が

60過ぎの爺さんだという事を

忘れて

オジサンだと

勘違いしていた

 

それにしても

スマホは、書きづらい

 

まあ、爺さんにしては

スマホで投稿なんて

がんばってる方だな

 

と思うことにしよう

 

 

 

 

 

 

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早く寝てくれねえかな、、独りでビール飲みてえんだが

 

 

寝不足はいつものことだが、

眠い目をこすり、

母を外に連れ出した

と言っても、

トイレのことがあるので、

JAの生産者直売所へ

花を買いに行っただけだが

 

そこに行くと、まずいことに

先、300mくらいのところに

母が認知症になる前に通っていた

スーパーの中の化粧品店がある

 

シミを隠す、クリームみたいなのを

いつも買っていたのだが

花を買いに行く度、

「あそこにいってくれねえか?」

 

まだ充分あるのに

行けば、また新しいのを買うに決まってる

大体、1センチくらいのシミをそれで隠すというのが

88になるひとの・・

・・・

やめとこう

したいなら、したいんだから

だけど、

化粧品って高価だな

・・・

デイサービスに行って

だれかに

「いいよ~~」

と言われて

買ったBBクリーム

これだって、

たっけ~~

 

俺が知らないだけかもしれないが

 

だから、定期注文を

そ~っと断って、

 

母からの要求を

柳のようにやり過ごしてるんだが・・

なかなか、しつこい

 

家に帰ってから

母の様子が良いようなので

昼に自宅に戻った

 

2時間くらいで母に電話すると

友ダチが2人来ていた

 

珍しく、2週連続だ

 

これで、もう3時間、

自宅に居る事ができる

 

夕方、母宅に戻るが

明日の事

デイサービスの事を

確認すると

急に不機嫌になった

 

一刻も早く

花を持って

爺さんのいる、ショートの施設に

行きたいのだ

 

そういうわけにいかんだよ、ババァ

 

それにしても、、

わかりやすい

 

 

 

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