おふくろの平手打ちは俺のチンに入った!2


 

 

 

ちょっと、

あんた、、チンっつったって

別にあのチンじゃねえんだよ

 

まあ、顎のことなんだが

アゴ先だね

ボクシング用語などで、よく使われるけど

いちばん効くところだね

 

 

しかし、別のチンだったら・・・

もっとえらいことだったな、、

 

 

 

で、、

 

 

行ったんだが

・・・

そろばん塾に行ったんだが

 

友達もいたんだが

 

知らない人ばっかりでね

、、当たり前なんだけど

 

駆け寄ってくると思われた

友達は、、

他の人と楽しそうに話していた、、、

んだろう、きっと

 

 

臆した俺は

 

「やっぱやめるわ

帰る」

 

 

家の玄関まで

走った

 

気の小せえ子供だったんだな、

(かわいかったけど)

 

 

しばらくすると

鬼の形相のかあちゃんが、、

 

玄関に入った瞬間

・・・

 

眼から火花が飛んだ

 

 

玄関の隅から

対角線の隅に

俺は飛ばされて

倒れていたね

 

すごかったね

あのパンチ

 

かあちゃんがあの時

何て言ったか

覚えていないが

 

 

俺が親なら

やっぱ、ぶっ飛ばしていたな

実際、、

一度じゃなく、

自分の息子は

 

ぶん殴ったこともある

 

・・・

・・・

だがね、

 

温泉好きの俺は

よく温泉施設に行くのだが

そこで、若い父ちゃんと

その子供の様子をよく見る

 

数年前、

脱衣場で父ちゃんに怒られている

小学生の男の子をみた

 

俺からみると

よく言う事を利いている子に見えたが

何故か、

父ちゃんを怯えた眼で見ている

父ちゃんの言う言葉に

ビクビクしていた

 

ように見えた

 

異様にその時は

その子が不憫に思えて

しばらく、気になっていたよ

 

 

子供たちに

心で謝ったよ

 

しょっちゅう温泉に連れて行ったが

俺はとても厳しかったし、、

 

あの子のように

息子たちも怯えた眼をしていたのか・・・

 

脅しなんて、なんにもならん

俺は脅していたんじゃないか?

と、、、

大きく反省した

遅いけど・・

 

 

 

かあちゃんの一発は

 

良い思い出で、、

別にそれで

怯えるなんて事は全くなく

 

施設で、、

2回に1回はその話をする

良いネタなのだ

 

「へ~~?

私が~~~?

こんなかわいい、息子の〇〇ちゃんを、

、、、ひどい母親だね~~私は

私を・・恨んでるな??」

 

いつもそう言う

1年前は覚えていたけど

もう忘れてしまったようだ

 

あんないい

思い出なのにな

 

 

忘れちゃったか・・・

 

俺はさみしいよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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