俺より親孝行は沢山いるんだろうが・・・

 

 

週2回、、

 

今日も面会

 

 

よく笑うのだが

その度に

 

鼻毛が出てる

 

そのうちに

ティッシュで鼻をかむから

 

両方の

鼻の穴から

立派に鼻毛が出たままになってる

 

おふくろ、

もう自分で鏡を見るなんてしてねえし

眼の前に洗面台があっても

ほとんど鏡をみねえし

 

こんなになっちゃったか

 

何度、こんな風に思ったか

もう慣れたけど

落胆に慣れて

落胆しなくなった

 

でも、よく笑ってくれたので

俺としても

役割を果たしたと、

 

偽の満足をしてる

 

 

で、俺のバックに

先の丸い

小さいハサミがあるのを思い出した

 

「おふくろ

ちょっと、ジッとしてろ」

 

その小さいハサミを

鼻に入れて

右、左と

出てる鼻毛を切ってやった

 

おふくろは

とても、いい子にしてたよ

 

「ありがと」

と、言って

笑ったが、、

 

今度は鼻毛は出なくなった

 

 

親孝行でござい

 

 

 

 

 

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おふくろの平手打ちは俺のチンに入った!2

 

 

 

ちょっと、

あんた、、チンっつったって

別にあのチンじゃねえんだよ

 

まあ、顎のことなんだが

アゴ先だね

ボクシング用語などで、よく使われるけど

いちばん効くところだね

 

 

しかし、別のチンだったら・・・

もっとえらいことだったな、、

 

 

 

で、、

 

 

行ったんだが

・・・

そろばん塾に行ったんだが

 

友達もいたんだが

 

知らない人ばっかりでね

、、当たり前なんだけど

 

駆け寄ってくると思われた

友達は、、

他の人と楽しそうに話していた、、、

んだろう、きっと

 

 

臆した俺は

 

「やっぱやめるわ

帰る」

 

 

家の玄関まで

走った

 

気の小せえ子供だったんだな、

(かわいかったけど)

 

 

しばらくすると

鬼の形相のかあちゃんが、、

 

玄関に入った瞬間

・・・

 

眼から火花が飛んだ

 

 

玄関の隅から

対角線の隅に

俺は飛ばされて

倒れていたね

 

すごかったね

あのパンチ

 

かあちゃんがあの時

何て言ったか

覚えていないが

 

 

俺が親なら

やっぱ、ぶっ飛ばしていたな

実際、、

一度じゃなく、

自分の息子は

 

ぶん殴ったこともある

 

・・・

・・・

だがね、

 

温泉好きの俺は

よく温泉施設に行くのだが

そこで、若い父ちゃんと

その子供の様子をよく見る

 

数年前、

脱衣場で父ちゃんに怒られている

小学生の男の子をみた

 

俺からみると

よく言う事を利いている子に見えたが

何故か、

父ちゃんを怯えた眼で見ている

父ちゃんの言う言葉に

ビクビクしていた

 

ように見えた

 

異様にその時は

その子が不憫に思えて

しばらく、気になっていたよ

 

 

子供たちに

心で謝ったよ

 

しょっちゅう温泉に連れて行ったが

俺はとても厳しかったし、、

 

あの子のように

息子たちも怯えた眼をしていたのか・・・

 

脅しなんて、なんにもならん

俺は脅していたんじゃないか?

と、、、

大きく反省した

遅いけど・・

 

 

 

かあちゃんの一発は

 

良い思い出で、、

別にそれで

怯えるなんて事は全くなく

 

施設で、、

2回に1回はその話をする

良いネタなのだ

 

「へ~~?

私が~~~?

こんなかわいい、息子の〇〇ちゃんを、

、、、ひどい母親だね~~私は

私を・・恨んでるな??」

 

いつもそう言う

1年前は覚えていたけど

もう忘れてしまったようだ

 

あんないい

思い出なのにな

 

 

忘れちゃったか・・・

 

俺はさみしいよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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おふくろの平手打ちは俺のチンに入った!

 

 

 

母は俺が小学生になった頃

家で、おばさん達5人くらいで

仕事をしていた

 

子供のころの俺は

とてもかわいい子供で

 

・・

みんなにかわいがられていた

 

それは

かわいい男の子だった

 

自分でいうのもなんだが

 

ほんとうに、

おばさん達からも

かわいがられて

 

人なつっこい

かわいい子供だったんだよな

 

それがどうしたか?

 

それだけじゃなく、

いい子だったんだよ

 

 

だがね、

おふくろに

ぶん殴られたことがある

 

一度だけ

 

 

仕事していた母は

いつも忙しくて、、

今もそうだが、

家事に仕事、、、

女はたいへんだと思う

 

父ちゃんは酒飲みで

サボってばかり

 

その血はしっかり

俺にも引き継がれているがね、、

子供の頃は

ほんとうにかわいかった

 

いや、子供だからかわいいのは当たり前、、

みたいじゃなく

 

ほんとに

 

かわいかったんだよ!

 

(太字にしたりしてしつこいか?)

 

 

可愛い

じゃなくて

「かわいい」んだよ

 

この違い

なんとなくわかりますかね

 

母はだから

高度成長期もあって

仕事に忙しく、

旦那は働かず、

余計に忙しく

家事も忙しく

かわいい俺の世話もいそがしく

 

 

ある日

俺は

そろばん塾に行きたくなった

 

どうしても行きたくなった

 

友達が二人

そろばん塾に通っていたんだな

 

その話を訊いて、

行きたくなった

 

 

「かあちゃん、、

おれ、そろばん塾に行きてえ、、」

 

かわいい息子が

かわいい仕草で

そう言ったのだ

 

そりゃあ、おふくろも

何とかしてやりてえなあ

と思っただろう

 

だが、忙しすぎる母は

なかなか首を縦にふらなかった

 

かわいい次男は

それでも

忙しいかあちゃんに

 

「そろばん塾いきてえ

そろばん塾いきてえ」

 

と、

駄々をこねた

 

かあちゃんは

怒りながら

なんとか時間をつくり

 

忙しい中

よそ行きに着替え

 

俺をそろばん塾に

連れて行ってくれた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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いい子、いい子、してもらった64歳

 

 

 

 

 

面会に行くたび

憂鬱で

 

仕事のように

義務感のようで

 

いつも、おふくろを

騙しにいくようで、

罪悪感を感じるために行くようで

 

精一杯、

俺の全神経を

おふくろを明るく笑わすため、

安心させて、楽しくするために

振る舞って

 

その場だけだけどね

 

 

おふくろは

最後には

「親孝行の息子を持って

幸せだよ」

と、言ってくれる

(言わせるようにもっていく・・)

 

 

「それじゃあ、あたま

ナデナデしてくれや」

 

 

おふくろは

「よしよし、、」

と言って、俺の頭をなでてくれたよ

 

64のじじいの頭を、、

 

「薄くなったと、言いてえか?」

 

「そんなことね~わ

フサフサ、あるじゃあ~?」

 

そして、顔を見合わせて

二人で、でかく笑った

・・

 

よくありそうな定番の

光景だよ

 

・・・

 

だが、、

・・・

俺の心は

全然、、笑ってねえんだな

 

 

帰りの車の中で

 

、、、おふくろも

心は笑ってなかったか?

 

そう思ったら

 

泣けた

 

 

で、

「俺は何してんだ?

何で、こうなっちゃったんだ?」

 

などと思いつつ

2分、3分後、、

 

次の仕事や

用事に向かいながら

心に折り合いがつく

 

 

心って

折り合いがついてしまうんだよ

 

 

 

 

 

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おふくろにぶん殴られたことがあるがね

 

 

週2回の面会は

いつも同じパターンで

 

おふくろが俺、もしくは、妻の顔を見て

感極まる、ところから始まる

 

すると、

必ず近くのお婆さんが

「だんなさん?、、だんなさん?」

と、

・・・

そんなふうに見えるのだろうか・・・

 

そんな中を通り抜け

母の部屋に行く

 

「おまえが来てくれて、、

うれしいよお~~~」

 

妻が来たときは

もっと喜ぶ

 

 

で、最近は

仕事をしたいと言う

 

俺がいつも、

「これから仕事だから

送ってくれな」

の言葉に

「仕事じゃあ、しょうがねえな

気を付けて行けよ

また、来てくれよお~」

 

で、済んでいたが

 

最近は

「私もね、いろいろ考えたんだよ、、

こんなところに居たら、一銭にもならねえし

・・・お前の所で、仕事手伝ってやるで、、

何かやることねえ?

私を仕事に、、連れてってくれや~」

 

・・・

そこから10分くらい、、

話を

逸らす

ことに全力を尽くす

 

まあ、そんなパターンなんだが

 

 

昔話は相変わらずで

俺のことを

「〇〇ちゃんは

可愛かったでな~~

でかい病気してな~~」

 

 

妻は

この

 

「〇〇ちゃんは

可愛かったでな~~

の部分が

 

「どうしても許せない」

と言う

 

最近はよく

面会時の話の時間稼ぎに

 

母に

 

ぶっとばされた

 

話をするようになった

 

だが、、

俺も歳だ

 

座ってるのが

腰痛で苦痛なので

 

また次回にしよう

 

<m(__)m>

 

 

 

 

 

 

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