前回の面会、
いつもの、「お頼み」も効果なく
帰宅願望の訴えもあったので、
誤魔化しもなく
3日に1度を守って
昨日午前中に面会をして来た
3日前と違い
笑顔で出てきた、、、が
部屋に入ると同時に
毎日の生活の愚痴が始まる
今回は、俺が口を挟むこともなく
訊いてやったがね
本当は、いつもと同じように
同じことでも
同じように
「頼むわ~、、俺のために~」
を繰り返していればいいんだろうがね
なんか、
いくら認知症でもね
バカにしたみたいに
いつも同じじゃ、自分が許せない
普通に対応した
「人生の最後に、まさか私が
こんなようなところに
入れられるとは思わなかったわ、、
ほんとう、、死ねれるなら、死にてえわ
もう、生きていてもいいことがねえくれえ
私だってわかるだで、、
お前だって、
かあちゃんのこと、
気にしなくていいだで、
そのほうがいいぞ?」
「・・・・・」
そうだな
そうだ
だけど、
その半分でも
さみしい
と
いう気持ちがある
半分か?
今回も
話しているうちに
シワだらけの眼の下に
涙のあとが
濡れていた
なんか、それが不憫でね
どんどん重くなる
2ヶ月前には見られなかった顔
間違いだったか?
だが、もう
母が施設に入ったことを
前提にして
俺の生活も進み始めている
こういう想いを抱えて
親を看ていた人
今、看ている人
たくさんいるんだろうなあ
重いもんだねえ
想像もしていなかったよ
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