面会に行くというのは、プレッシャーがあるもんだなあ

 

 

 

この前の日曜日

 

面会に行ったが、

母の様子は違っていた

 

俺たち、(妻も行った)がロビーに行くと

ソファーの真ん中で座っていた母は

職員さんに面会を聞かされ

こちらを見たが

 

前回までの目付きと違い

少し精気があるように感じた

 

笑ったが、

泣く素振りはなくて

一緒に部屋に行く廊下で

「帰れるだか??」

「いや、面会だけだよ、、

この間、帰ったじゃねえか」

「な~んだ、

かえれるんじゃねえだか~」

 

と、口では言うが、

何となく、少し元気そうに見えた

 

で、

「〇〇~~

嬉しいよ~~来てくれてえ」

と、

妻に言い

妻は、何といっても

「後方支援の良い妻」

で、あるので、

部屋に行ってからも、

一緒にラジオ体操をしたり、

一生懸命に母と話をして、

盛り上げてくれた

 

母は帰宅願望や

愚痴も口にしていたが、

 

いつも仲の良い、

「品のいい婆ちゃん」

と、隣にいて、話をしている

と、しきりに言っていた

 

30分ほど

なだめ、笑わせ、

そして頼み

 

「これから仕事だから、

そろそろ行くわ」

と、言っても

あまりガッカリした様子もなく

一緒にロビーまで戻ると

 

ソファーの真ん中に居た、

品の良さそうな婆ちゃん」が、

母を見ると

持っていた母のひざ掛けを

母に渡しながら

自分の隣を

手でトントンとたたき、、

母に座るように導いていた、、

 

「仲良しなんですよ~」

と、職員さんが言っていた

 

施設を出て、

後方支援と、

 

「本当に、品の良さそうな婆ちゃんだったな」

 

「だけど、名前は知らんって言ってたね」

。。。

「婆ちゃんて言ってたけど・・・」

・・・

「いったい、自分は幾つだと思ってるのかね、、」

 

「自分の方が、年上じゃない??」

 

「髪なんか、染めてる人、

他にいなかったよ?」

 

「自分だけ若いと思ってるだかねえ?」

 

「止まってる時計、はめちゃって、

意味ねえじゃんねえ?、、え?預かってきた?

そのほうが、いいわ」

 

「もっと、認知進んだって聞いていたけど、

ど~ゆ~??、、良くなってるじゃん??」

 

「ありゃあ、いろいろ文句言っていたけど、、

私達の顔見りゃあ、文句言いたくなるんじゃないの~??」

 

「性格が強いから、

グループホームったって、そんなに心配しなくていいんじゃない??」

 

「そんなに、馬鹿みたいに

面会に行くこた、、ねえわ、、」

 

「あんな、気の強い母ちゃんのこと、

そんなに、心配するこた、ね~~んじゃあ~~」

 

「そのくれえに、しとけや・・・」

 

後方支援

俺が少しスキを見せると

すぐに、そこにクサビを入れてくる

 

その日はそこで

止まったが・・

 

この頃、

大分、自由に母を悪く言えるようになってきたな

 

まあ、

どう思おうが

本人の前に行けば

 

見事な程、「明るく良い嫁」

を演じてくれる

 

母が喜ぶんだから、

それ以上は望めねえよ

 

本当に見事だよ

 

最近じゃあ、

一緒に面会に行った時も

 

家に母を連れて来た時も

 

その後の

コロッと変わる

その本心を訊くのが

楽しみにもなってきたよ

 

 

それでも、今回、

仲の良い婆ちゃんが出来たのと

少し、元気であったことで、

安心感はあるが、、

 

で、明日は一人で面会に行く

 

憂鬱だな

 

 

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