いったい、俺は何が不満で、どうなりゃあ満足だって言うんでい?


 

 

母は認知症だが、歩ける

 

認知症でも自分で箸が持てるし

 

目で見て選んで食べれる

(家では選ぶほど種類がないが・・)

 

口も利くし

さらに冗談も言う

 

尿意便意もあれば

自分でトイレに行く

(夜中にたまに腰痛で起き上がれないこともあるが)

 

俺が腰が痛いと言えば

「揉んでやるか~?

腰を踏んでやるか~?」

と言うし

 

首を回してると

「肩揉んでやるか~?」

とも言う

 

朝食や夕食、、甘いもの

果物、飲み物

俺が、やれ飲め、やれ食え

と言うと、

必ず

「ありがと」

一口食べて

「おいしい!」

全部食べて

「御馳走様、ありがと」

と、その都度、

言ってくれるし

 

トイレの介助すると

と言っても、パジャマ降ろしだけだが、、

「ありがと」

そして、ベッドまで付き添ってやると

「ありがと、おやすみ

お前も早く寝なよう」

と、言ってくれるし

 

トイレで失敗して

床にボタボタ・・・

俺が怒りながら

床の掃除やら、下着やら

夜中にカリカリしてると

泣きながら

「ごめんよ~

おめえにこんなことさせて~

私はこんなになっちゃって、

死にたいよ~!」

と言って泣く

 

もう7か月も前から

母が自分の家に居るときは

俺が毎日泊ってるのに

「帰るとき、車、気を付けろよ~」

「なんで?俺は泊まっていくだぞ」

「え?

え~?

うれしいよお~!」

と言うし

 

オレオレ詐欺

ウリウリ0120とかの

電話が来ても

「え?え?

え~~~~?

聴こえねえだけど・・

私じゃ齢とってわからないもんでね~

息子じゃないとわからないもんでね~」

と、

話にならず

詐欺もウリウリも気の毒なほど

すぐに諦めてくれるし

 

ショートステイに迎えにいくと

セータの上に

ズボンを上げて穿いていたり

ジャンパーの上に

セータを着ていたり

スカーフを

給食の叔母さん被り

していたり

トイレがわからず

オシッコをゴミ箱に

しようとしたり、

 

家では

ゴミ箱にオシッコをしたり

 

俺の軽自動車に乗って

「あれ?

お前、いい車にしたねえ

いつ、こんな大きな車、、

買った~?」

と言ってくれるし

・・・

 

そんな母の介護の

いったい

何がそんなに大変で

嫌なんだ?

 

別に、嫌な事なんか

ないじゃないか

 

 

楽しく接して

笑って過ごせばいいじゃねえか?

 

充分

しあわせなんじゃ

ないのか?

 

 

 

答えが出ないので

今日はおひらき

 

 

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いったい、俺は何が不満で、どうなりゃあ満足だって言うんでい?」への14件のフィードバック

  1. はじめまして。
    涙が止まりません。
    ママなんだから✨
    幼稚園のときの事とか思いだしませんか?
    人一倍心配してくれたママですよね?
    切なすぎますね
    うちの家系もそうですけど・・・・・
    もっすごいそれはもっすごい長生きですd=(^o^)=b
    祖母100才没(平成14年)ばあちゃんは喫煙者だったので常に煙草を探していました
    叔母たち全て存命6名中2名(90才と89才施設入居認知症です)
    86才83才80才72才すこぶる元気
    しかも全て
    ちなみに83才があたしの母です。
    まだボケてませんが昔のきれはありません
    祖母と89才の叔母を少しですが介護しました(レビ様程ではありません)
    毎回笑ったり泣いたりしながらブログ読んでいます。
    脳梗塞系の一族なので母も近い将来そうなるだろうなと思いながら参考にさせてもらっています。
    よろしくお願いします

    • Haru様、コメントありがとうございます。
      お母様の家系、、凄いですね。
      御姉妹6人、、ですか、、いろんな意味で大勢というのは良いですね。
      私の母も3人姉妹で、3年前までは揃って宿泊させてやったりしましたが、
      姉妹で昔話など、生きる張り合いにもなりますね。
      お母様はお元気のようで、御姉妹も多いですから羨ましい限りです。
      お母様にとって楽しい事がたくさんあるといいですね。
      今後とも、よろしくお願いいたします。

  2. 答えは色々あるかもしれませんが、その内のひとつは「介護者がひとりっきり」です。
    在宅で介護するとき、被介護者と1対1は大変つらいものがあります。配偶者や親族でなくても良いのです。最悪ペットでも構いません。あくまでも私見ですが。

    • かんちゃん様、コメントありがとうございます。
      仰る通りです。
      独りで背負っていることは、プレッシャーも大きいですね。
      私の環境もあるのですが、、課題です。
      日々の介護は現状、こなせないことはないのですが、問題は精神的に限界かどうか・・
      ペット、、居るといいですね。かなり母にとって違うような気がします。
      少し母との話題になったこともありましたが、、私次第ですね。
      貴重なコメントありがとうございました。
      今後ともよろしくお願いいたします。

  3. こんばんは。
    お疲れ様です。

    優しくて可愛らしいお母様ですね。
    うちもそうなんですよ。
    いつまでも子どもを思う、切ないくらい一生懸命な母です。
    95歳ですので、失敗や粗相は本人の責任ではありません。
    私さえ許容範囲を広げれば、服装にも行動にも目くじらを立てなくてもやって行けそうです。
    サービスを利用している間はそこそこ自由な時間もあります。
    それなら笑って暮らせるはずと思えるのに、イライラしてカーーっとなって悪態をついてしまう(聞こえないように)のはなぜなのでしょう。

    私の場合、多分、ストレスで疲れているのだと思います。
    疲れるとキャパが狭くなって怒りっぽくなるし、うつ傾向も出やすいし。
    こんな時はストレス源から離れるが一番の解決方法ですが、寝不足も含めて介護生活すべてがストレスで、重々分かっていてもワンオペ介護で取り除くことは不可能です。

    最近、少し考え方を変えました。
    介護は拘束されるし自分の人生を犠牲にしているのは間違いありませんが、自分のことのウエイトを大きくして介護のウエイトを小さくすることを試みています。
    片手間に介護しているくらいを目標に、気持ちだけでも目指したいと思います。
    ただ、自分のウエイトというのが草刈りに追いまくられる農作業というのが悲しいですが…(泣)

    母の、いいことを数えながら、頑張ってみます。
    気付かせてくださってありがとうございます。
    お元気で、お体を大切に。

    • nozomi様、コメントありがとうございます。
      毎日の介護、お疲れ様です。
      お母様95歳なんですね。
      やはり介護にストレスはつきものですので、考え方を変えるというのは必要なことですよね。
      簡単に出来る事ではないですが、そうやって自分の心に折り合いをつけていかないと、
      あっと言う間に爆発してしまいますね(私だけかも・・笑)
      自分のウエイトが草刈り・・・農作業、、、なんですね。
      実は私もよく草刈り作業を、、また実は今日、草刈りしてきたばっかりで・・・
      汗びっしょりで仕事場まわりのかなり広いところの草刈をしてきました。
      しばらくはグングン草も伸びるので、何度も何度も大変ですよね。
      こちらのウエイトも大変で、ご苦労様です。
      熱中症に気をつけて頑張ってください。
      今後とも、よろしくお願いいたします。

  4. rebi様お疲れ様です。仰るとおり、私もしばし忘れておりましたその感覚。コチラの肉体的、精神状態によりけりとは言え、コチラも愛おしい思いはあるので、何とかもっていますよね。私、先月のショートステイから帰って以来の母の衰弱ぶりに慄き、しばらくは泣きながらお世話していましたが、今月からリハビリ開始して徐々に徐々にしっかり立てるようになりホッとしています。ただ明日から久しぶりのショート、前回は1泊2日でしたが今回2泊3日の予定。大丈夫かなあ。来月は2歳の孫に会いに行くので4泊5日の予定も入れています。私はつくづくないものねだりを言っていたのだと思います。リハビリのおかげで結構元気になり、少しは動けるようになると危ないからじっとして欲しいのです。が、本人も嬉しそうにぞモゾモゾもぞもぞするのです。夜中も。そして私夜勤疲れがマックスに。明日はやっぱり行ってもらいます。ジャザサイズにも復帰❗したので、バランスを取りながらぼちぼちいきますね。rebi様もどうぞどうぞご自愛くださいませ。

    • betty様、コメントありがとうございます。
      毎日の介護、お疲れ様です。
      お母様、リハビリ後のご回復良かったですね。
      確かに無い物ねだりと言えば、そうかも、、でも元気で一安心の方が大きいですよね。
      元気でないとショートもすんなり行けませんからね。
      明日、無事ショートに行けるといいですね。
      ジャザサイズ(ダンスフィットネスのことですよね?)でストレス解消しながら
      この夏を乗り切ってください。
      今後とも、よろしくお願いいたします。

  5. はじめまして、先日偶然こちらのサイトに辿り着き、読ませていただいています。
    本当に、共感できるというか…私の代わりに書いてくれてるんじゃないかと思うくらい、そのまんまで。

    うちの義母も同じくらいの認知症で、
    「こんな些細な事にいちいち腹を立てて…私はちょっと冷たいんじゃないか?」と、いつも思います。
    デイサービスに送り出し、ほっとしている自分に気づき、姑いびりをしている気分になります。
    人間的に何か欠陥があるんじゃないかと思ったりもします。

    こちらの記事を読むと、私だけじゃないんだ、実の息子さんでもそういう時もあるんだと、ちょっと安心できます。
    あまり自分を追いつめないように、利用できるものは利用して、上手に付き合っていけたらいいですね。

    • にゃみこん様、コメントありがとうございます。
      お義母様の介護、お疲れ様です。
      にゃみこんさんはとても「冷たい」の中に入れません(笑)
      ましてや、「姑いびり」なんて、、
      私など、実の母でこれですから。
      認知症とわかっていても、、腹が立つでしょう??(笑)
      なかなか優しくなんて出来ませんよね。
      それで、普通だと思います。
      仰るその通りですね。
      自分を追い詰めないように、利用できるものを利用して、上手に・・・
      いい一文をありがとうございます。(使わせていただきます・・笑)
      介護、頑張ってください。
      今後ともよろしくお願いいたします。

  6. 再び失礼いたします。
    16時に母が2泊のショートから帰り、冷房中の戸を開けっ放す、叱りながら閉めに行くの繰り返しが始まりました。
    トイレの度に床に敷き詰めた新聞紙を取り替えて拭き、濡らしたズボンを履き替えさせ、返事はよいが実は全く指示の通じない会話を繰り返しています。
    蒸し暑く自分だけでも持て余す気候、でも、全く健康な母は悩みもストレスもなく元気そのものです。

    私に足りないのは「覚悟」かも知れません。

    nozomi! お覚悟が足りませぬ!
    あ、なんか、いいですよ(笑)

    • nozomi様、再びコメントありがとうございます(笑)
      お母様、少し前に帰宅されたんですね。
      私の母も3泊から17時に帰宅しました。
      お互いに大変な時間が始まりましたね・・(笑)
      草刈りに疲れた老体にはつらいです、、、(泣)
      「nozomi! お覚悟が足りませぬ!」ですか?
      ズキン!と、来ました。
      re~~~~~bi! お覚悟が足りませぬ!
      と、聞こえました(笑)
      私も覚悟を持って、頑張ります。
      今後とも、よろしくお願いいたします。

  7. はじめまして。
    いつも一日の楽しみに、こちらのブログ拝見させて頂いております。

    私は80過ぎの母(認知症で要介護3)と息子と3人暮らしで(シングルマザーでもあります)、日々の仕事と子育て、家事と介護を両立させないと・・・と思いながらも、全然両立出来ずイライラしながら毎日を送っています。
    二人は何も悪くないのに母・子供へもあたってしまう時もあり、後で激しく一人自己嫌悪です。

    介護は孤独との戦いでもありますね。
    私の場合は姉妹・親戚は当てにならず、自分の体力と精神力を何とか保ちながら、綱渡りのような毎日です。 まわりの人が自分と比べて人生を楽しんでいるように見え、そんなふうに思ってしまう自分に嫌気がさすことも度々。

    いつもそんな時に読むのが、以前新聞に載っていた記事です。
    自分と同じような環境で介護をしている方からのお悩み相談として、新聞の相談コーナー投稿されており、それについての助言全てが自分の心にスッと入ってきて気持ちが楽になります。長い文章なので全ては書けませんが、最後の言葉に
    『親の介護は、親の最後の教育であり自分の力量が試されていたのね、と思える日がきっと来ます。』・・・と。  無理は出来ませんが、そのように思える日が来る事を信じて頑張りたいと思います。 

    もしかしてrebi様も、お母様の介護を通して力量を試されているのでは?!

    これからもブログ楽しみにしております。

    • haruru様、コメントありがとうございます。
      毎日の介護、お疲れ様です。
      仕事、子育て、家事、介護、、激務ですね。
      孤独な介護の環境で頑張っているんですね。
      新聞の記事、
      『親の介護は、親の最後の教育であり自分の力量が試されていたのね、と思える日がきっと来ます。』
      良い文章ですね、、とても力づけられます。
      私も力量を試されているんですね、、そう思うと少しやる気が出ます。
      haruruさんの綱渡りのような毎日、、でも、その経験が確実に地力(力量)を付けていると信じます。
      大変ですが、介護頑張ってください。
      今後とも、よろしくお願いいたします。

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