幸せが小さくなった初老の男

 

 

ショートに母を送ったあとの

華の火曜日も

あっという間に終わってしまった

 

母は昨日も早起き・・

と言っても、午後8時前には寝たんだから

早起きは当たり前で、

 

 

母の寝付きはとてもいい

すぐにいびきをかき始める

トイレも5回ほど起きたが、

都度ベッドに入れば

すぐにいびきをかき始める

 

そのいびきも、

5種類くらいあって

最近は俺もその違いが分かるようになってきた

おっ、これは熟睡してるな、、とか

ん?、このあと寝言が始まりそうだな、、

、、そろそろオシッコに起きるかな、、

とか

・・・

別に興味はないし

母のいびきに詳しくなったのが

正直、虚しい

 

母は早寝で

細切れでも熟睡してるからいい

 

俺は、母の都合で起きてしまうので

朝方まで、うす~い眠りしか出来ないな

 

で、4時、5時ころになると、

俺が熟睡モードになる

・・母が起きるころだ

 

起きた母は

「朝だよ~

早く起きな~、、

困った息子だね~

いい歳して、寝坊だね~」

・・・

ふざけるな!

と、言いたいが

 

何度言っても同じだから

もう言わない

ほんと、何度も言った

 

昨日は、母は

ショートで前回話し相手になったお爺さんたちが

また居ることを期待してるのか

割と積極的に行くことが出来た

 

エレベータを降りて

ショートのフロアーに出ると

目の前のテーブルに

 

お~!

割と目つきのしっかりした

お爺さんがいる

目つきが、、恍惚の人じゃないから

話が出来そうだ

 

ちょうど横の席が空いていて

母が職員さんに導かれて座った

 

早速、お爺さんが

母の杖を指さし、、

何か言っている

 

母が出がけに、花を持っていくと言い出した

デイサービスには良く持っていくが

ショートに持っていくのは初めて

 

確かにショートに行ってる間

俺が水を替えることも、、あるわけなく

枯れてしまうし

 

母に花を持たせて、

職員さんに渡すと

 

お~

花は、

効くね~

 

喜んでくれるんだな

 

あとは土曜日までに

如何に、体調を戻すか

 

今朝もテレビで

老老介護がどうとか

聴こえてきたが

 

俺も老になってきたので、

あまり、

長引かないで欲しいものだ

 

夕方、温泉に行って、

1時間半ほど

疲れを癒し

 

外に出て

温泉の駐車場

 

 

これから、家に帰って

冷たいビール・・・

幸せのときだ

 

 

 

 

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