気持ちわるい・・・

 

 

二日酔いで

どうにも身体が動かない

 

朝からバファリン飲んで

頭痛を回避しているが、

 

介護で溜まった

睡眠負債を、この機会に

寝だめで補っている

 

昨日、同じように介護をしている

夫婦に誘われて向かう直前

 

携帯が鳴ったが、、

施設からだった

 

職員さんの話だと

話し相手の人が退所していったので、

不安定になり、

どうしても、息子さんに話たいとのことだった

 

母に替わってもらったが、、

 

私はどうすりゃいいんだえ?

お迎えはどうなるんだえ?

それじゃ、お迎えが来るまで、

何処にとまりゃあいいんだえ?

 

と、得意の「だえ?」攻撃だった

 

何処に泊る?って、、、あんた

 

どうも、いつものことだが、

寝る部屋、、

廊下、、

トイレ、、

食事やレクのフロアー

 

これらが、同じ施設内だと

感じられないみたいで

 

これまで、複数の施設を

渡り歩いてきたから

混乱するんだろう

 

とりあえず、

今いる処、

今電話かけてる

其処に泊るんだよ

と、言って

納得してくれた

 

さみしい、、説明だこと

 

まあね、ヒヤッとするわ

何かあったのか、、とね

そんなことで良かったが

さみしい事だ

 

友人宅では、

確かに飲み過ぎたが、

二日酔いになるほどではないと思ったが

齢を取ったということだろう

 

友人宅は母親とのバトルが

凄いらしい

 

認知症の具合やシモの具合は俺の母と同等みたいだが、

とにかく気性が激しく

そのやり取りの口汚いことと言ったらないらしい

実は、その現場を俺は見たこともあるのでわかるが、、

 

昨日も酔って

友人は、半泣きになりながら

 

「もう死んでもらいてえよ」

「葬式なんかしないで、

あんな親に金掛けたくねえから

位牌なんか、つくらねえし、

骨もそこらに捨てて・・・

あんなバカは、、」

・・・

・・・

実際に、そうはならんだろうが、

友人は吐き出していたな

 

まあ、悪い酒の部類だったかもしれない

 

おかげで、今日は

1日、ものにならなかった

 

今夜、しっかり寝て

明日、お迎えか

 

週末から暑くなりそうで、、

母宅では熱中症の心配もあるし、

 

寝苦しい季節がやってくるな

 

 

 

 

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幸せが小さくなった初老の男

 

 

ショートに母を送ったあとの

華の火曜日も

あっという間に終わってしまった

 

母は昨日も早起き・・

と言っても、午後8時前には寝たんだから

早起きは当たり前で、

 

 

母の寝付きはとてもいい

すぐにいびきをかき始める

トイレも5回ほど起きたが、

都度ベッドに入れば

すぐにいびきをかき始める

 

そのいびきも、

5種類くらいあって

最近は俺もその違いが分かるようになってきた

おっ、これは熟睡してるな、、とか

ん?、このあと寝言が始まりそうだな、、

、、そろそろオシッコに起きるかな、、

とか

・・・

別に興味はないし

母のいびきに詳しくなったのが

正直、虚しい

 

母は早寝で

細切れでも熟睡してるからいい

 

俺は、母の都合で起きてしまうので

朝方まで、うす~い眠りしか出来ないな

 

で、4時、5時ころになると、

俺が熟睡モードになる

・・母が起きるころだ

 

起きた母は

「朝だよ~

早く起きな~、、

困った息子だね~

いい歳して、寝坊だね~」

・・・

ふざけるな!

と、言いたいが

 

何度言っても同じだから

もう言わない

ほんと、何度も言った

 

昨日は、母は

ショートで前回話し相手になったお爺さんたちが

また居ることを期待してるのか

割と積極的に行くことが出来た

 

エレベータを降りて

ショートのフロアーに出ると

目の前のテーブルに

 

お~!

割と目つきのしっかりした

お爺さんがいる

目つきが、、恍惚の人じゃないから

話が出来そうだ

 

ちょうど横の席が空いていて

母が職員さんに導かれて座った

 

早速、お爺さんが

母の杖を指さし、、

何か言っている

 

母が出がけに、花を持っていくと言い出した

デイサービスには良く持っていくが

ショートに持っていくのは初めて

 

確かにショートに行ってる間

俺が水を替えることも、、あるわけなく

枯れてしまうし

 

母に花を持たせて、

職員さんに渡すと

 

お~

花は、

効くね~

 

喜んでくれるんだな

 

あとは土曜日までに

如何に、体調を戻すか

 

今朝もテレビで

老老介護がどうとか

聴こえてきたが

 

俺も老になってきたので、

あまり、

長引かないで欲しいものだ

 

夕方、温泉に行って、

1時間半ほど

疲れを癒し

 

外に出て

温泉の駐車場

 

 

これから、家に帰って

冷たいビール・・・

幸せのときだ

 

 

 

 

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ダニに食われてないのに、痒く感じる

 

 

デイサービスに行く前に

午前8時前、、

病院に行った

検尿をして、膀胱炎か?

 

昨晩、薬を飲んだので

菌は少しだけあった、、と

 

ただ、困るのは

母に訊いても

正確な事が全く分からない事

自分でも忘れて、

まるでトンチンカンで

先生も

眉毛八の字になってるわ

 

なんか、先生の方も

もう、何があっても

これだけ高齢になってくれば

みたいな

様子見ましょう、、のような

雰囲気がみえる

 

痛みの原因とか

あまり探ろうとしないような感じ

 

でも、何故か

母は、受診すると

大抵の症状が治まるような気がする

 

プラシーボ効果ってやつだな

 

無事、デイサービスから帰り

明日はショートステイ

 

で、いくつ泊まる?

といつも訊くので

3っつだよ

といつも1つ減らして答える

 

どうせわかりゃしねえさ

 

なんとか明日も

爺さん達がいてくれんかな

母を喜ばせてくれればいいが

 

母は期待が隠せず

何度も、訊くから

いいかげん、うるせえ

 

なんでもいいから、

早く長い今夜が終わると嬉しい

 

ダニ予防に

今夜も掃除機をバンバンかけた

汗びっしょりになってしまった

 

それにしても、

ひどい家だ

 

早く縁を切りたい

 

 

 

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やっぱり男好きなのか?

 

母は

自分の好きなようにやるんだ

・・・

呆れたが、

俺も疲れたので

ああ、そうか

 

とりあえず

薬が気に入らないと、、、

医者の出した薬のせいで

自分は排尿痛になってるんだと

俺の認知症の母様は言うのだ

 

バカ過ぎて、

笑いもできねえ

 

まあ、これは

明日、朝一で病院に行って

尿検査してもらい

どうなるか?

 

明日はデイサービスだが

母は3年を過ぎたデイサービス

馴染んでいるし

ショートは嫌だが

デイはいい

はずだった

 

今夜は言う事が違う

デイサービスは飽きた

だと?

 

で、今月から行き始めたショートステイ

方がまだいい

と言い始めた

 

昨日、ショートに迎えに行った時

話していた2人の男性利用者が

とても話しが合ったんだそうだ

 

それまでは、帰宅願望もあったはず

 

何時でもそのオッサン達、居る訳じゃねえんだぞ

と言ったが、

オッサン達が母の生まれた家を知ってるんだそうで

決して、男だからではなく、、

男だからなんて、とんでもない!

と、興奮して言っていた

 

だが、

どうなのか?

 

どっちとも言える

 

妻に言えば

「そりゃあ、男がいるのがいいに

きまってるじゃん?

本来は、男好きなんだよ!」

と、これは想像だが

言うに決まってる

 

そして、母は

明日はデイじゃなく、ショートに行きたい

と、言う

 

これは、俺にとっては

とても嬉しい事だが

 

今夜の明日じゃ

どうしようもない

 

母はとても残念そうに

最近のデイの詰まらなさを繰り返す

 

ショートに行けば、

毎日、そのオッサン達がいて

仲良く話せるわけじゃないのに

 

なんか、それも分からなくなってる

母が

ちょっと、可哀そうに思える

 

 

 

 

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嫌な季節になってきたな

 

 

16時半ころ迎えに行き、

母をショートから連れ帰ってきたが、

 

相当にお疲れのようで、

帰って来てから、

ろくに物も食べずに、

もう21時になろうとしていても

うたた寝を繰り返している

 

連絡帳をみると

帰宅願望があって、

電話をかけてくれと頼んだり、

意味なく廊下を歩いたりしていたようで、

 

前回のようなの失敗は無かったようだが、

排便自体がなかったようだ

・・・便秘?

 

荷物を整理してると

下着類はほとんど洗濯してくれたようで、

きれいだったが、

パジャマの下が

 

強烈に臭かった

 

漏らしたんだろうが、、

あまりの臭さに、

倒れそうになったわ

 

ほんと、鼻が曲がったかもしれない

 

慌てて、洗濯したが

洗濯機の所に行くと、

この時期に出てくる虫が・・・

 

カマキリの次にきらいな

カマドウマ??

俺は「便所コオロギ」と呼んでいたが・・・

 

昨年は見なかったが、

いるんだもんな

まいった

 

洗濯物を取りに行くと、

もう姿を消していたが

これから洗濯の度に

気にすることになる

 

早く、母宅と

縁を切りたいものだ

 

さて、長い夜が始まるわ

 

 

 

 

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ダニとカマキリの館

 

 

母宅に行って、探し物をした

母の居る時だと、何かとうるさいし、

面倒なことは居ないうちに、済ませる

 

例えば掃除だって、

母はしんどいのか、

進んで手伝うことはなく、

自主的に動くのは

トイレをもようした時くらい

 

だが、口はまわるから

掃除を始めると、

何かとうるさい

何か喋っているようだが、

掃除機の音で聴こえない

、、だから

また、何か俺に訴えている

、、とにかく面倒なことだ

 

だから、掃除もショートに行ってるうちに

でも、今日は止めておいた

明日、迎えに行く前にしようと決めた

 

古い家だから

この時期になると、

ダニが出始める

 

去年までは泊まっていなかったから

俺もたまにやられたが、

今年は泊まるからな

掃除機をかけた後でないと

眠れない

 

まあ、どうせ

眠れないんだろうけど

 

今、曲がり角

母はオシッコが意思の通りに

いかなくなってきた

だが、尿意は感じるから

トイレに行く、、

途中でパットの中にしてる時もあれば、

全部降ろしてるときに、

出ちゃうときもある

・・・

自分じゃ、ちゃんと降ろさないから

俺が手伝って降ろしてる時、

俺の手を目がけて、

オシッコが落ちてくることがある

 

いやなもんだ

 

パットの中にやってくれるように言った

分かったようだが、、

すぐ、忘れる

 

あと、何度か、

俺の手に

洗礼を受けることになるんだろう

 

どうして、俺が

こんな目に・・・

 

まああと一回それがあって

俺がキレれば、

パットの中にさせることになるんだろう

 

その時に、勢いで変えていくんだな

俺の場合は

あまり上手に利口に出来ない

介護は上手くない

 

さて、明日は待ちに待った

大嫌いなお迎え日

どんな呆け具合で帰ってくるのか?

 

ここのところは

かならず、シモの失敗があるようだから

もう、母宅で熟睡は出来ないだろう

魔の3泊で、

俺の睡眠負債がたっぷりたまるんだろう

 

独居の母を介護してると、

母宅のことも、

いろいろな仕事がある

冬は雪かきや

凍結した道に塩カル散布

 

今の時期は

草取り

俺はこれがいちばん嫌いで

・・・だが

母が「やる」、と言って

その素振りを見せると、

必ず、素振りだけで、

「困ったよ~」

になるので、

俺がやることになる

 

火曜日にショートに送った後、

家の前の道の草刈りをしたが、

何か、草の中で、チョロチョロ動いている

・・・

2センチくらいの

灰色の、カマキリの子供だった

 

俺は、カマキリが嫌いだ

虫の中で、一番嫌いなのがカマキリだ

毛虫はなんとかなるが、

カマキリは困る

 

秋になると、母の玄関に

よく、カマキリがとまっている

ホウキを持ってきて、払い落して

川まで掃いて落す

 

火曜日のカマキリは

蟻のように小さかったが、

川まで、ドキドキしながら持って行って

捨てた

 

嫌な日だった

 

早く、母宅との

縁を切りたいものだ

 

 

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プライバシー保護のため、顔は隠してあります

 

 

テレビはあまり観ないが

「やすらぎの郷」とかいう番組、

録画して、

火~木曜日、自宅に泊れるときに

夜、観てるが、、

まあ、現実とは

かけはなれた

、、もんだがね

つくりもんだから、そうなんだが

 

 

突っ込みどころも多々あって

例えば、GWの様子

来てるのは孫じゃねえだろう

曾孫だろう?

違うか?

とか、どうでもいいことを

晩酌しながら観ていたし、

介護の場面は、

出てくるわけがないしな、、

 

で、自由に煙草も吸って、

ひと昔前の環境で

 

そういえば、俺は

煙草は吸っていない

 

始めたのは早かったが

止めたのも早かった

 

親父は仕事より酒、

という職人で、

中学のころ、自宅の屋根の

ペンキ塗りを手伝った

 

屋根で休憩の時に

両切りの「しんせい」を俺に

「ほれ、吸えや!」と、くれた

 

ちょうど、そろそろ

毛も生えて、、

っつう頃だからな

その日から、

あのヤニ臭せえものを

親父のところから盗んじゃあ

吸ってたが、

 

成人してからは

ヘビースモーカーで

「ハイライト」を1日2箱は、

こなしてた

その頃から

みんな「セブンスター」

乗り換えて行ったが、

俺は嫌だったな

 

あの、プラスチックのような

香りがダメだった

やっぱ煙草はヤニ

というか、俺がそう感じただけの話で

 

26の時に子供が出来て

やめた

 

別に、子供によくないとか

そんな高尚?な理由じゃなく

なんとなく、きっかけがあったからか

すっぱり止めた

 

2か月ほどで、

また吸ってしまったこともあったが、

これは、

すっぱりとは言わないか?

 

とにかく、26から36年は吸ってない

 

子供が中学の時に

煙草を吸っている

と、親が呼び出された

俺が職員室に行った時、

担任が煙草を吸っていた

「規則破ったことは悪いが、

本来、人の健康にも悪い煙草を、

中学生が好奇心で吸う事より、

大人が人前で堂々と吸ってる方が

おかしくねえか?先生!

と、、言ってしまった

 

良い先生だったようだが、

気を悪くしただろうな・・・

 

嫌な親だ

 

「やすらぎの郷」はどこにいった?

何の話だ?

 

おふくろをショートに出して、

ネタがないから、

大分、手を抜いているが、

 

まあ、そんなもんだろ

このブログは

 

たまには写真とか

UPしてみるか

 

1年前の母の雄姿

 

あれから、認知症が進んだが、

・・・

長生きしそうな写真だ

( ノД`)シクシク…

 

 

 

 

 

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睡眠負債、、溜まるばっかりだ

 

 

認知症の頭の中は

いったい、どんなになっているんでしょう

MRIの画像はわかるが、

 

同じことでも

別の日には違うことになっている

 

先週、迎えに行ったとき

隣に居たお爺さんと

親しく話をしていた

 

職員さんも、

良い話し相手が出来たようで、

「来週も居ますから、よかったです」

と言っていた

まあ、良かったなあとは思ったが

 

家に帰ってから、

特に俺からは訊かなかったが

 

「奥さんがとてもいい人で、

とても気が合ったが、

都合で帰ってしまって、

旦那だけ残って、いろいろ話したけど

旦那もなかなか感じのいい人だった

窓の外をみて、

あそこは、〇〇山だとか、

あの道は何処に行く、だとか

いろいろ教えてくれて、

感じのいい爺さんだったよ」

と、

べた褒めの様子だったが、

 

昨日の朝、

入所前に言うことには

 

「あそこに居る爺さんが

窓から山の事や、

何処に行く道だとか、

いろいろ言っているけど、

そんな私に興味のねえことを

いくらでも話してるから

正直、疲れて迷惑だわ

ああいう、爺さんは

何処に行ってもいるだわな」

 

結局、

気の向かない嫌なところに行く身になりゃあ

同じことでも

そうなるってことか

 

別に、認知症の症状というわけでなく、

気分で変わっただけのようだな

 

昨夜は母の家で溜まった

睡眠負債を返済すべく

早く寝ようと思ったが、

 

ついつい、

母から解放された嬉しさから、

寝るのが惜しくなってしまい

午前様になってしまった

 

朝から凄い雨で

気圧が低いからか

頭が痛かった

寝不足もあるんだろう

 

今夜はさすがに

10時には寝るぞ

 

 

 

 

 

 

 

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母親を嫌な人だと思うとき・・・

 

 

↑↑↑↑

こういうことを書くと、

それが妻の目に留まれば、

・・・

当然、チェックするだろうが

 

おう!

と、ばかりに

かぶせて、母の横暴をなじるだろうな

 

通常は俺に遠慮してるが、

俺が言ったとなると、

かさにかかって、

補足してくるが、

それが、補足に留まらないところが、

嫁と姑ということなのか?

 

多くの場合、

妻が一線を越えたところで、

俺が怒って、

終わるのだが、、

 

まあ、妻にも

俺の母の介護のために

我慢してもらっていることもある

 

だから少しは言わせてるがね

 

妻には言わないことも

たくさんある

 

面倒だからだ

 

だから、ブログをたまに

チェックした妻が

驚いたように、、

 

「え~?

そんなことが

あったの~?」

 

と、いうことがよくある

 

母はこの半年で、4つ目の施設で

今回で3週目、、

施設を替わるごとに、

認知症も進んでいるように思えるし、

シモの方も徐々に進んでるように感じる

 

ただ、ショートステイはいつでも

我慢して行っているのは分かる

 

今回も今日の入所までの三日間、

俺なりに気を遣っていたが、

火曜日が近づいてくると

次第に溜息も多くなり、

 

それでも行ってもらわなければ

俺が潰れる

 

今日も、車の中で

ほとんど会話がなかった

溜息はあったが・・・

 

施設の玄関で長椅子に座り

いつも、上履きに履き替える

母を座らせ

両足の靴を俺が履き替えさせるのだが

 

「おい!おふくろ!

いいご身分だなー」

と、

冗談を言った

 

すると、

不機嫌そうな母は

「いいじゃ!

私はこれから

・・・

嫌だけど、、

お前のために、

我慢するだから!!

・・・

・・・

ぷっぷっぷっぷっつ

つ~~~~ん!

 

と、きたもんだ!

 

我慢だ・・・

 

俺の為か?

確かにそういう側面もあるんだが、

 

我慢だ・・・

 

相手は認知症だぞ、、、

 

我慢しろ・・・と

小さく、つぶやいた

 

エレベータでショートのフロアーに行き

看護師さんに薬を渡し

 

母に声を掛け

施設を出た

 

よし!、預けた

・・・

貯金じゃねえが

 

車に乗って自宅に戻るまで

何か、嫌な感じが残っていた

 

それが全てではないが、、

嫌なおふくろだった、、

 

妻が読めば

喜ぶだろう

 

 

 

 

 

 

 

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眠れるか?思い出して眠れないか・・

 

 

母をみていると

何かいつも

ボーっとしてるというか

喋れば、呂律も回らなくなりっぽいし

言うことも、ズレてるし

かなり、進んだなって感じ

 

今日は、、、

さっきだが、

俺のことを兄と間違えているし、

別に気を悪くはしないが

少し、残念

 

今日はデイサービスに行って、

心配していたように

絵に描いたように

俺の悪い予想が当って

 

トイレで下着を濡らして

 

デイサービスの名前が

でっかく書かれた

股引を穿いて

帰って来た

 

明日からはショート

本人は承知しているようだが

相変わらず、俺に

トンチンカンな質問ばかりしてる

 

さっき、

もう慣れて、なんとも思わなくなった

母の

神々しいおケツに

強力ポステリ何とかの軟膏をつけた

 

母も最近は

「おい!痔の薬つけるぞ!」

というと、

モゾモゾと動きながら

こっちにおケツを向けて

ヒョイっと降ろす

・・・

 

この話は

これくらいでやめる

 

気にならないとはいえ、

あまり、思い出したくない

 

人間の老化の

虚しさ、、哀しさ、、

ああも、

張りがなくなるものか

・・・

今日はこれくらいにして、

睡眠負債が恐いから

寝ることにしよう

 

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