穴にまつわる話のハズだったが・・

 

 

また、やらかした

認知症の母と

正面切って、言い合いをする

・・意味あんのか

 

そのとき

少しでも冷静になれれば、

丸く治まったかもしれないのに

というか治まるに決まってる

 

朝、6時頃、俺は熟睡してる

4時頃までは、ほとんどウトウト状態

それ以降、外が白々してくると

眠れる

 

その時間になると母は起きてきて

トイレから俺の寝ている布団の横のコタツに座り

暇だから、

俺の足の裏をくすぐったり

「朝だよ~、、」

「起きろよ~、、」

 

またしばらくすると、それを繰り返す

 

あんたのオシッコの都合で、

今にならなきゃ眠れねえんだよ!

 

とは言わず

「もう少し、寝かせてくれ、、」

 

デイにしろショートにしろ

9時過ぎに出掛けるので、

7時半から8時までは眠れる

 

昨日も7時半に起きて、

すぐに仕度をして、

 

母は、何故かすこし「ハイ」になっていて

出掛ける仕度が出来ていた

でも、必ずもう一度、俺が見ないと、

ズボン下を5枚も穿いていたり、

肌着6枚でデイサービスに出してしまったこともある

 

で、紙パンツから穿きなおし、

案の定、していなかったパットをつけて

あわてて

かかりつけ医に直行した

 

とりあえず、ショートに入所前に、

肛門を診てもらい、薬をもらおうと

診察時間前に駆けつけたが、

すでに混んでいた

特定検診が始まった時期なので、

混みあっていたんだな

 

先生の触診のとき

しっかり見た

 

手慣れたもんだ、、

俺もしなきゃならんな

 

?の薬を処方してもらい

薬局へ

 

「軟膏ですので・・・」

ホッとした

・・・塗るくらいなら

 

だが、ものを見たら

なんだよ、

浣腸と同じように、

ちょっと中にも入れるようになってるわ

 

「やったことあります?」

「ないです」

 

外に出たから、このまま、ショートに行けば

勢いでショートまで行ってしまえば、

何もなくて

良かったが、

 

ショートに行く前に、家によって

薬を一回、入れて行った方がいいな、、

俺もやっておいた方がいいな

 

母宅に戻り、

母はトイレを済ませ、

全部降ろして、

 

「どうぞっ」

とは、言わないが

 

仕方なく、薬を入れた

 

無事、簡単に出来た

 

これからは、座薬浣腸もなんとかなるな

 

母はズボンを上げ、

座った

 

そして、ウトウトし始めた

 

朝一で慌ただしく、病院へ行って

疲れたのだろう

・・・

「向こうへ行って寝るなら、

ここで寝てたっていいらに??」

・・・

 

泊まりに行かなくても、

別に、自分の家で寝りゃあいい

どうして、ショートに行って泊まらなきゃいけない?

お前は夜家に帰りたけりゃ、帰ればいい

わたしゃ、一人で大丈夫

・・・

あんな意地悪なババアたちの居る

ショートなんか、行きたくねえ

わたしゃ、

行きたくねえわえ!

 

 

になって、しまった

 

ただでさえ、30分遅れてしまっている

 

その後、また一から

ショートに行ってもらわないと困る理由を

懇々と冷静に説明して、わかってもらわないと

いけないのか?

 

そんな、できた人間じゃねえし

 

時間はねえし

 

・・・

まあ、言わなくてもいいことまで

言ってしまうわな

 

泣いてしまうわな

あんだけプライドも何も

傷つけられること言われりゃあ

 

号泣だよ

うるせえよ

 

おまけに、トイレまで行って

号泣だよ

 

右隣は廃屋だが、、

左は、普通の民家で昼間でも

3人居るだよ

トイレは、左隣に面してるだよ

 

あ~~

またやっちゃったわ

 

時間がない

 

しかし、母は泣き止むと

「行く」

と言って、

玄関まで行った

 

施設まで

俺は、それでも

嫌味しか言わなかった

 

そういう人間ですよ

 

施設について、

遅れたことを詫び

今朝の状態を話したが

(決して俺が悪くないように)

 

母がすぐにトイレに行った隙に

職員さんが

「前回、同室者のパジャマを持ち出そうとして、

自分のパジャマと言い張って・・・

名前を見せて、説明して・・・」

とか、聞いて

俺もガックリ来て

 

どうも、認知症の具合が、

家にいるときには考えられないようなことが

起きてるようで、、

ショートも、なんか無理なのか?

グループホームとか、考えた方が良いのか?

 

トイレから帰ってきた母は

入所の受付の椅子に座って

出されたお茶を飲んでいるが、、

 

え?

・・・泣いている

 

切なそうな、、

顔をクシャクシャにして、嗚咽してる

 

俺は、声を掛け

「あまり帰りたかったら、

俺はどうなってもいいから、

職員さんに言って

俺に電話しろ!

俺はどうなってもいいから!

 

と、何やら

電話をかけ難くするような言い方をして

職員さんにも

「あまり帰りたがったら、電話ください」

と言い残し

母を振り返らず

施設を後にした

 

で、今日も母の傍にいない

らくな状況で過ごしてるんだが

 

なんかね

言葉にならんよ

 

かえって、早く

お迎えの土曜日になって

母宅に連れ帰ってやりたくなっちゃったよ

そんな気分になっちゃったよ

 

俺はどうなってもいいから!

 

 

 

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