母を忘れる幸せ

 

 

久しぶりに、

しっかり熟睡できた

 

しかも、マイスリーデパス

どちらも飲まず・・

 

この1週間、

睡眠導入剤を飲まずに寝ている

 

どうせ、眠れないから、

という理由だったが、これを機に、

何年も飲んでいるコレ

を辞めたい

 

何となく、自分も認知症になりそうで・・

なんか、この手の薬は

認知症になりやすいんじゃないか?

と、漠然と考えただけ、、

関係ないかもしれないが・・

 

今日は、夕方まで

しっかり母を忘れられた

が、母宅のトイレの溜まり水が

凍っていないか?

心配で、、行ってきた

 

誰もいない、、

薄暗い、古い家

 

俺が生まれた年に建てた家

俺はこの家の

奥の部屋で生まれた

 

結婚するまで、

俺が居た家だが、、

 

誰もいないと、

大人の俺でも少し怖いな

 

そこに、母は2か月程前まで、

夜、一人で寝ていた

・・・

よく、それまで頑張ってくれたな

 

隣の家は廃屋になり、

路地もさみしくなって、

人もたま~にしか、通らない

 

「一人で居てくれてることが

有難いと思わなくちゃあな」

と、

妻にはいつも言っていた

 

朝、晩と必ず通って、

世話をしていたが、

それも、母が、夜ひとりで居てくれたから

俺は、自宅の温かい清潔な布団で、

気持ちよく眠れることが出来た

 

今は、週に4日

汚ったね~家の

汚ったね~畳の上に

汚ったね~布団敷いて

汚ったね~婆あの傍で

寝るのだわ

熟睡できるわけがねえ

 

まあ、酷い言い方だが、

 

ちゃんと面倒みてる息子が言うんだから

いいだろう・・・ (自己完結)

 

ふと、ベッドをみると

あ、、

ショートに、毛布もっていくの忘れた

 

ショートにも自分の気持ちの良い

薄い毛布を持っていきたいそうで、

いつも持って行ったんだが

俺が気を抜いていて、

忘れた、、

 

その毛布を持ち、

自宅に帰る途中、

ショートに行っている施設に

置いていった、

面会までするつもりはなかったが、

 

玄関に来た職員さんの

後ろの方で、

皆で夕食を食べていた

 

5時まわったころ、

もう食べているんだな

 

母は目の前にいたから、

面会になってしまった、、

 

皆で食べていた

両側の人と、

とても仲良さそうで、

二人とも、

俺に握手を求めてきて、

、、よその婆さんでも

握手なぞ、

したくもないが、

・・

気持ちは嬉しかった

 

母も先週の施設の

面会時のようではなく、

全然、さみしくもないようで、

安心した

 

だが、

しかし、

皆が食べている

御膳を見て、、

・・・

言葉も出なかった

 

母は、いつも

嘆いていたが、

「あんなご飯、

食べたくねえ・・・」

 

そうか、そうか

と流して聴いていたが

 

・・・

母がかわいそうになった、、

他の利用者さんも

かわいそうだと思ってしまった

 

母が言っていたことは

大したことないと思っていたが

それにしても、

小さいお膳に

・・・

説明できないが、

あんな、ものなのだろうか?

 

まあ、高齢者は

消化能力も衰えているし、、

夕食は、質素でもね・・

とか、思うようにして、

 

 

今日は寝よう

温かくて寝心地のよい

清潔な布団で

 

 

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